2008-01-01から1年間の記事一覧

「語るべきは大局観」と書いた朝日新聞の苦難

支那の国家主席としての胡錦濤の来日が迫る中、朝日新聞は先日5月4日、以下のような社説を掲載した。 胡錦濤主席の訪日―多難な時こそ、大局を/朝日新聞5月4日付社説 中国の胡錦濤・国家主席がやってくる。前任の江沢民氏以来、最高指導者の日本訪問は実…

お久しぶりです。 大学というところが思いのほか忙しくかつ、パソコンを入手する機会が未だないため二ヶ月ほどひらいての更新となりました。 この間、チベットでは反政府暴動があり、この問題の波紋は世界中へと広がり、特に欧州各国では北京五輪開会式ボイ…

風が吹けば桶屋が儲かる〜東京大空襲の損害は日本国に求む

20人きょう国を提訴 東京大空襲 賠償と謝罪を 第2次訴訟(03/10 07:36)/北海道新聞 約十万人が犠牲になったとされる一九四五年三月十日の東京大空襲の被災者や遺族ら二十人が十日、国に総額二億二千万円の損害賠償と謝罪を求める集団訴訟を東京地裁に起…

「君が代」が国歌で何が悪い?〜式典で好き勝手する教員の傲慢

写真速報 : トレーナー着用問題〜根津公子さんに都教委が事情聴取/レイバーネット 2月1日、東京都教育委員会は「OBJECTION HINOMARU KIMIGAYO」のロゴが入ったトレーナーを、昨年秋に着ていたことを理由に、根津公子さん(都立南大沢学園養護学校教員)を事…

ヒキコモリは革命戦士!〜ニートはサヨクの食い物か?

「憲法行脚の会」、ワーキングプアと憲法を議論/朝日新聞 2008年03月07日 最底辺で働いている人に憲法なんて考えてる余裕はない――。ワーキングプアと憲法を議論する集会が1日、東京であった。50代以上の世代から、派遣やアルバイトで働く若者まで約17…

「左翼」に海自を非難できるか

海上自衛隊所属のイージス駆逐艦「あたご」が漁船に衝突し沈没させた事件から20日ばかりたった。すでに行方不明者の捜索は打ち切られ、残るは真相究明とそれに伴い必要性が浮き彫りとなるであろう諸改革である。自衛隊・防衛省の組織改革など、現時点でも…

凶悪犯罪は米軍のお家芸〜しんぶん赤旗の差別報道

主張 女生徒暴行事件 米軍人の極悪非道に抗議する/しんぶん赤旗 沖縄でまた米軍人が女生徒に暴行するという痛ましい事件が起こりました。犯人の米軍人と犯罪をくりかえす米軍につよく抗議します。 今回の事件は、一九九五年の米軍人による少女暴行事件の再…

衆院予算委員会答弁を聞きかじって

つい先ほどの話であるが、NHKで国会答弁の中継が行われていた。そのなかの、先週起こった「あたご」衝突事故に関しての民主党前原誠司氏の石破防衛相への質疑の部分を管理人は見ていた。やはり前原氏は自衛隊に関して有識をお持ちであり、安全保障に対す…

政争の具に成り果てたイージス駆逐艦「あたご」衝突事件〜マスコミ・野党が主張しない「疑問」

この事件がおこり10日ほどがたった。衝突された漁船の乗組員二人は未だに発見されていない。もはや生存は絶望的であろう。この間、雪山でベテランスノーボーダーらが遭難するという事件があったが、彼らは生きて還ってきた。彼らは「山を舐めていた」と悔…

考察・何故「ついていくほうも悪い」は生まれたか〜我々のメディアリテラシーが足りなかった

今朝の朝日新聞の投書欄「声」にも「少女傷つける 無神経な言葉」と題された投書が掲載されている。以下は全文の引用である。 米海兵隊員の女子中学生暴行事件を受け、沖縄の米軍キャンプでは22日の「反省の日」に、訓練を自粛して綱紀粛正のための講義な…

お久しぶりです

二ヶ月に近い期間、更新を途絶えさせていましたが、管理人も無事受験戦争から復員し春からは某大学に通えることとなりました。また週末からは忙しくなりますが、少しでも時間があるときにと思い、久しぶりに更新してみました。大学生になってからも更新しよ…

親切な韓国政府〜「日本は北に1兆円払えばよい」とわざわざ試算してくれる

日本の「対北賠償金100億ドル」=李明博氏構想で推計−韓国統一省/ヤフーニュース・時事通信 1月7日18時1分配信 時事通信 【ソウル7日時事】韓国統一省は7日、政権引き継ぎ委員会の業務報告で、李明博次期大統領が提唱する北朝鮮支援に向けた400億ドル(約4…

朝日の社説で防衛省は改革されるか

昨年から年を跨いで防衛省関連の問題が議論されている。ついには守屋前事務次官が収賄で追起訴された。この問題には、それなりの興味をもって追ってはいるが、如何せん時期が時期なのであまり構ってられないのが管理人の現状である。ゆえに、記事をいくつも…

戦前と戦後の「独断専行」

新年明けましておめでとうございます。今年も当ブログ「鬱々日記」をよろしくお願いします。 新年一発目の小欄は、最近読んだ本より、戦前と戦後の「独断専行」に関して考えてみようと思う。 管理人はつい昨日、【ミグ25事件の真相〜闇に葬られた防衛出動…