報道機関

「語るべきは大局観」と書いた朝日新聞の苦難

支那の国家主席としての胡錦濤の来日が迫る中、朝日新聞は先日5月4日、以下のような社説を掲載した。 胡錦濤主席の訪日―多難な時こそ、大局を/朝日新聞5月4日付社説 中国の胡錦濤・国家主席がやってくる。前任の江沢民氏以来、最高指導者の日本訪問は実…

凶悪犯罪は米軍のお家芸〜しんぶん赤旗の差別報道

主張 女生徒暴行事件 米軍人の極悪非道に抗議する/しんぶん赤旗 沖縄でまた米軍人が女生徒に暴行するという痛ましい事件が起こりました。犯人の米軍人と犯罪をくりかえす米軍につよく抗議します。 今回の事件は、一九九五年の米軍人による少女暴行事件の再…

考察・何故「ついていくほうも悪い」は生まれたか〜我々のメディアリテラシーが足りなかった

今朝の朝日新聞の投書欄「声」にも「少女傷つける 無神経な言葉」と題された投書が掲載されている。以下は全文の引用である。 米海兵隊員の女子中学生暴行事件を受け、沖縄の米軍キャンプでは22日の「反省の日」に、訓練を自粛して綱紀粛正のための講義な…

北朝鮮が日本の新聞に同調するのか、日本の新聞が北朝鮮に同調するのか〜北朝鮮、ミサイル迎撃実験に新潟日報と同様の反応

日本のミサイル迎撃実験成功を非難〜北朝鮮<12/21 21:54>/日テレ 北朝鮮の国営ラジオ「平壌放送」は21日正午のニュースで、日本のイージス艦がミサイル迎撃実験に成功したことを初めて伝えた。日本政府に対し、「国際社会の反対にもかかわらず、ミサイ…

ミサイル迎撃は地域の軍拡競争を招くから反対、と新潟日報〜上陸候補地だからと云ってミサイルが着弾しない保障はない

今となってはネット上のソースがなくなってしまったが、新潟日報は先のハワイ沖での海上自衛隊所属駆逐艦「こんごう」の弾道ミサイル迎撃実験に関して、「紅支那や北朝鮮を刺激し軍拡い競争を招きかねない。更なる研究も米国との共同研究は集団的自衛権に抵…

死刑制度廃止のため日本は孤立中、と朝日新聞〜なら紅支那は?

孤立深める日本 「死刑停止」の国連決議で/朝日新聞 2007年12月19日12時28分 国連が18日、死刑の執行停止を求める総会決議を初めて採択した。「世論の高い支持」を理由に死刑制度を存続している日本は、今年は年間で77年以降最多となる9人の死刑を執行…

韓国新大統領は李明博氏〜「公約」と朝日新聞社説

朝から報じられているよう、韓国新大統領は、日本から金を引き出すと公約した李明博氏となった。政権交代となったわけだが、現職大統領であるノ・ムヒョン氏は2ちゃんねらーや韓国ウォッチャーの心の中で永遠の大統領であろう。おそらく、李明博にはノ・ム…

朝日新聞と「南京大屠殺」〜軽々しいのは朝日新聞ではないか

朝日新聞は、紅支那政府が主張する「南京大屠殺」に関して以下の様な社説を掲載した。 南京事件70年―数字の争いを超えたい/朝日新聞平成19年12月15日社説 70年前の12月、中国を侵略していた日本軍は、直前まで国民党政府の首都だった大都市、南…

しんぶん赤旗護憲狂乱〜購読者数拡大も狙っているのでは?

九条守る先頭に立つ 全労連と幅広い労組が連帯 東京で集会/しんぶん赤旗 「労働組合が九条を守る先頭に立つ」。憲法九条を守る一点で、全労連加盟と中立系の労働組合が一堂に会する集会が十日夜、東京都内で開かれました。出版、航空、港湾、運輸、公務、金…

驚異のNHK〜南京鳥インフルエンザヒトヒト感染を報じたのちに北京五輪特集

鳥インフルエンザ、中国・南京で人から人へ感染か…厚労省/読売 厚生労働省は10日、中国・南京で、強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が人から人へ感染した疑いがあると発表した。 人から人への感染は昨年、インドネシア・北スマトラ州で発生…

ニッカンゲンダイ曰く「自衛隊は宇宙人とラプターで戦う」〜「国防」が分からない記者たち

「最強戦闘機F―22ラプター」ジェイ・ミラー著/石川潤一訳/ヤフーニュース・ニッカンゲンダイ 「最強戦闘機F―22ラプター」ジェイ・ミラー著/石川潤一訳 12月11日10時0分配信 日刊ゲンダイ 世界最強すぎて売ることもできない? 防衛問題に詳しくない人も「次…

朝日新聞改革〜同人誌からの出直しを考えよ

防衛省改革―解体的出直しを考えよ/平成19年12月4日朝日新聞社説 汚職や情報隠しなど一連の不祥事を受けた防衛省の改革論議がスタートした。首相官邸の主導で発足した有識者会議が来年2月にも中間報告をまとめる。 論議のテーマとして挙げられているの…

朝鮮人「強制連行」は戦争末期には北へと重点が移されていた〜これは報じるに値するか?

朝鮮人強制連行 戦争末期に北部へ拡大 学生ら調査/神戸新聞 日中、太平洋戦争中のいわゆる朝鮮人強制連行が、戦争末期の1944年9月以降、朝鮮半島南部から北部に広がったことが、日本の大学などで学ぶ在日朝鮮人の学生でつくる「在日本朝鮮留学生同盟」…

インド洋から海自撤退〜賛成派の「言い分」。朝日・共産党

給油と対テロ戦―イラク撤収で仕切り直せ/朝日新聞11月1日社説 テロ対策特別措置法がきょうで期限切れを迎える。6年間にわたってインド洋で給油活動を続けてきた海上自衛隊は、帰国の途につく。 政府は給油活動の継続のため、新法案を国会に出したが、民…

「アベする」は流行語大賞〜中日新聞川北隆雄、かく語りき

『「流行語大賞』はこれだ』/中日新聞 川北隆雄(編集委員) 最近、人名の後に「する」とか「る」を付けて動詞化することが、はやっている。その中で最も流行したのは、やはり「アベする」ではないだろうか。 これは今さら説明するまでもないだろう。首相と…

気になった投書などを纏めて

マンガより良書に親しもう 高校生 盛田○○(千葉市 17歳)/毎日新聞 今、若者の活字離れが進んでいます。電車に乗って周りを見回してみると、本を手にしている人は数人しかいません。たいていの人はケータイやゲームで遊んでいます。たった数百円で大昔の世界…

東京新聞「記事はわかり易く」と云うが管理人には理解不能〜魔法の言葉は「小泉煽動政治」

コラム・筆洗/東京新聞 英語の「ヒール」は「かかと」だが、プロレス業界では悪玉レスラーを指す。戦後、“卑劣なジャップ”役を演じて、全米にその悪名をとどろかせたグレート東郷の謎多き人生は、森達也著『悪役レスラーは笑う』(岩波新書)に詳しい▼たか…

海自の原油は市価の3倍?=民主党議員が「明かした」新たな「疑惑」

なぜ明かさないのか!「海自給油」納入2業者の社名 (ゲンダイネット) 福田政権が自衛隊の給油活動を継続する「新テロ措置法」を閣議決定した。11月初旬にも衆院を通過させ、今国会で強行成立させる狙いだ。 しかし、政府は“肝心なこと”を何ひとつ国民に説…

釈迦に説法かも知れぬが……〜自衛隊批判に「せこい」。使い方が違う

支局長からの手紙:「せこい」と感じて… /島根/毎日新聞 関西弁で「せこい」という言葉があります。「ずるい」というような意味でしょうか。陸上自衛隊出雲駐屯地が今年も、出雲市の中心部で戦闘車両などを使ってパレードすると聞き、思わずこの言葉が浮か…

亀田がしないのならTBSが切腹すべきでは?〜自省できないTBS

亀田反則 浅井氏「世間も反省を」 TBS番組/IZA 14日午前放映のTBS系情報番組「サンデーモーニング」に出演した“親分”こと大沢啓二氏は、WBC世界戦で反則を繰り返し大差で王者・内藤大助に敗れた亀田兄弟の二男、大毅に「喝」を加えた。 スポ…

ムーも仰天?〜ゲンダイゲンダイが「安倍氏はデスノート」と報じる

安倍“デスノート”現象/ゲンダイネット まるで「デスノート」の世界だ。なぜか安倍前首相(53)の周辺が次々に不幸に見舞われているのだ。政界関係者がこう言う。「アグネス・チャン(52)が、乳がんの手術を1日に受けていたことを公表しましたが、彼女…

沖縄は「アサヒ」ってました〜新語に「フルタチる」が登場。意味は「開き直る」

沖縄教科書抗議集会 参加者は「4万人強」 「11万人」独り歩き/IZA 先月29日に沖縄県宜野湾市で開かれた「教科書検定意見撤回を求める県民大会」の参加者数が主催者発表の11万人を大きく下回っていたことが明らかになった。県警幹部は産経新聞の取…

当事者らが声を張り上げる虚しさ〜マスコミ側「あらゆるメディア規制に反対」

「メディア規制反対」採択 マス倫懇全国大会が閉幕/山陰中央新報 新聞社や放送局、出版社などの編集責任者や記者らが集まり、報道の課題を話し合うマスコミ倫理懇談会全国協議会の第51回全国大会は2日目の28日、福井市内の会場で「あらゆるメディア規…

「朝日る」を流行らしたあの記事にはもう一つ「朝日った」発言があった〜何を強調しているかが読めない明大教授

青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見/朝日新聞 (前略) 高木勝・明大教授は「生気がなく別人のようだった」と気遣いつつも、「厳しいようだが、健康管理ができない人に首相の資格はない」。 謝罪の言葉はあったが、国民に対する謝罪は政府、与野党…

「アベする」は流行語?〜朝日新聞がまたしても「朝日した」。

青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見/朝日新聞 2007年09月25日00時02分 やつれたような表情、張りのない声……。入院から12日目、東京都内の慶応大病院で記者会見した安倍首相にかつての力強さはなかった。辞意表明の時期を「最悪のタイミングだ…

支那軍は良くて米軍はダメな素晴らしきサヨク

支那の曹剛川国防相が来日し、我が国との国防交流を行った。交流は互いの国の信頼醸成には欠かせないものであるが、しかしながらいかんせん相手は支那である。何がしかの不信感は、訪日そのものにも付きまとい、信頼醸成にはまだまだ道のりが遠い。むしろ必…

船橋主筆の意気込みはどこへ〜朝日新聞に第四の権力の自覚なし

朝日新聞関係者による殺人事件に関して、朝日新聞に電話しました/25 o'clock 一部抜粋 25 名古屋の事件について社としての見解をお聞かせください 朝 (朝日新聞本体とは別であることの長い説明)・・・なのですが、社としては今後そういう者が出ないように…

安倍首相訪印まとめ〜一部報道機関・政党の過剰反応/朝日新聞編

昨日書いたように朝日新聞を中心に、安倍首相訪印への「ケチ」をまとめたいと思う。願わくば船橋洋一主筆に読んでいただきたい。まず管理人がこの件に興味を持ったのは8月26日日曜日の朝日歌壇に掲載された次の句である。援助言う時だけ拍手鳴り響き 広島…

新たに朝日新聞主筆に就任した船橋洋一氏の決意〜主筆は朝日新聞を体現するも、そこに報道の「不偏不党」の文字はなし

ジャーナリズム再興 主筆 船橋洋一/朝日新聞 新聞を含む世界のメディアは、印刷機を発明した15世紀ドイツのグーテンベルク以来の巨大な技術革新の波に洗われているのかもしれない。情報をタダのモノにしてすべてのみ込んでいくインターネットの津波が押し…

「知識人」を絡めなければなにもいえない朝日新聞?

従軍慰安婦問題に批判的な社説掲載 ジャカルタポスト紙/朝日新聞 2007年08月20日10時27分 安倍首相が訪問中のインドネシアの英字紙ジャカルタポストは20日付の社説で従軍慰安婦問題に言及し、「日本のリーダーたちが自らの歴史を誠実に受け入れられない限…