お久しぶりです

ヶ月に近い期間、更新を途絶えさせていましたが、管理人も無事受験戦争から復員し春からは某大学に通えることとなりました。また週末からは忙しくなりますが、少しでも時間があるときにと思い、久しぶりに更新してみました。大学生になってからも更新しようとは考えていますが、時間が許すかは不明ですので、その辺はご容赦ください。

さて、管理人がネットを絶っているこの間にも、世間では様々なことが起こっておりました。年末年始などもはや遠い過去のこととすら感じられます。

支那製の冷凍餃子からメタミドホスなる聞きなれない農薬が検出されたのを皮切りとして、様々な冷凍食品から健康被害を及ぼすほどの農薬が検出されるに至っている。この件に関しましては、管理人のような支那ウォッチャーからすれば世間は騒ぎすぎとの感を抱いたのではないか。支那のニュースを一年間でも追っていれば、彼の国が如何なる秘境であるか、一般に報じられるような「先進国」とはかけ離れた国であるか、容易に知ることが出来る。世の中は、健康被害という実害を以てして初めて、彼の国の実情を目の当たりにした。これが農薬餃子事件の本質であったと思う。
また、グランドプリンスホテル新高輪日教組の集会に関して会場の貸し出しを、一度は認めたものの、再度本件を検討・評価し貸し出しを取り消したという事件もあった。世間では、日教組なる団体が、如何なる活動をしているかあまり知らないであろうし感心も薄いのであろう。朝日新聞は今朝も含め2・3の社説を掲載するという、大規模な取り上げ方をしているが、これは世間の反応とは対照的である。ネットなどを見ていると、どうも日教組側が街宣右翼の迷惑行為を過小評価・報告していたという話もある。ホテル側の、裁判所の命令にも従わないという強気な態度*1も、この辺に理由があるのではないだろうか。義務教育は近代国家の根幹を成すものである。義務教育により、近代国家を担うに足る最低限度の義務と権利に関する知識と社会常識とが養われる、と管理人は考えている。それを実行する教員の最大規模の「労働組合」である日教組に対する無関心は危険ですらあるのだが、世間が如何に日教組を知らないか、本件の報道量でありありと示されたのではないか。
その日教組街宣右翼などと「戦う」ことを一つの誇りとしている節がある。朝日新聞も社説で、「何故戦わなかったのか」といった論調である。あからさまに日教組を擁護するのはためらわれたのか、とりあえずは、「言論の自由のため」との前書き付ではあるが、では右派の集会などが左翼によって潰されればこれだけの擁護をしてくれるのかと考えると、それは怪しい。例えば拉致被害者である横田めぐみさんの写真展に脅迫が行われた際に、ここまでの反応は示していなかった。
驚くべきは、教育の最前線に位置する教員の「労働組合」であるはずの日教組が、当日行われる予定であった複数の大学入試への迷惑を一切顧みていなかったことである。日教組街宣右翼の「激闘」は日教組自身が一方の当事者として重々承知していたはずであり、大学入試にも多大な悪影響が及ぶということは容易に想定できたはずである。しかしながら、抜いた刀は振り下ろすほかに無い、と云わんばかりにグランドプリンスホテル新高輪での開催にこだわった日教組は教員の集団として失格である。この事件を見るだけでも、日教組がどれほど教育というものを蔑ろにした「労働組合」であり、かつ旧社会党の支持母体であったことからも分かるように、政治活動を主としていることが分かるであろう。
云うまでもないことだが、公務員たる教員に所謂「団結権」は認められていない。また、政治的な教育も許されておらず、この二点からし日教組は違法団体と見做すべきである。違法団体に対しては宿泊や会場利用を拒否することが出来、この観点からすれば、グランドプリンスホテル新高輪の対応は合法とも見ることが出来る。
更に、日教組などという「格差社会批判者」が、高級ホテルたるグランドプリンスホテル新高輪を使用するなど、よほど資金が潤沢なようだ。それらの金を節約し、少しでも経済弱者支援や、はたまた、日教組として教員の給与アップを求めるくらいならば*2、いっそ教員の相互扶助に回すべきではないか*3、と管理人は考えるのだが、日本の良心たる日教組様はやはりそれに見合った会場使用を当然とお考えなのだろうか。

他にも、在沖縄駐留米軍海兵隊所属の軍曹が14歳の女子中学生を暴行した事件や、海上自衛隊所属のイージス駆逐艦「あたご」が漁船と衝突した事件など、管理人の興味をひく事件は多数起こっているが、それらに関しては以下の項に譲ろうと思う。



では今日もいきましょうか

*1:裁判所の仮処分は「事実上ケツ拭き紙以下」という見方もあるらしい【清谷信一公式ブログ 清谷防衛経済研究所】《【他人に厳しく自分に甘く】日教組がプリンスホテルを非難》

*2:この行為自体違法性が強い

*3:どれほどの割合を締めるかは知らないが、毎月回収されるのであろう組合費が組合活動のための財源の一つであろう。教員給与アップは日教組の財源確保にも繋がる。これはどうも税金の無駄遣いとは見做されないらしい