「環境問題」を食い物にしているのは誰だ?〜安倍総理という日刊ゲンダイと真の悪用者たち

少々古い記事であるが、まずはご一読願いたい。

 7日未明から始まるドイツ・サミットのメーンテーマは「地球温暖化問題」。安倍首相は「日本がイニシアチブを取る」と意気込んでいる。最近の安倍はすっかり環境づいていて、「美しい星への誘い」と言いだしたり、閣僚にかりゆしウエアを着させたり。きのうは「夫婦で省エネ」を訴える新聞の全面広告に登場していた。

 しかし、昨年の総裁選で、安倍が掲げた政権公約にはわずか「地球環境問題の重点的取り組み」という項目があるだけの素っ気なさだったから、ここに来て急にテンションが“温暖化”したようだ。官邸関係者が言う。

「環境問題の世界的な盛り上がりに、この春から遅ればせながら取り組んでいる。しかし、5月15日の経済財政諮問会議で環境問題を議題にしたときは、異例の『審議内容非公開』にしています。非公開は216回の会議で、不良債権問題を討議した2回だけ。内閣府は『外交交渉に影響が出るため』と言いますが、戦争前夜じゃあるまいし。これは経済界の民間委員から『規制は経済に大影響が出る』という反対意見が出るから、あらかじめ公表しないことにしたのです」

 安倍の意気込みはその程度。だから、今回のサミットでも具体的な数値は公表しない予定だ。

「EUの主張は『2020年までに先進国は1990年比で排出量30%減、50年までに80%減』という厳しいもの。一方、米国は『08年までに長期目標を設定して、国ごとに取り組む』というユルい基準。そして安倍首相は米国に配慮して『各国の事情に配慮して環境と経済を両立させるよう柔軟に取り組む』という“柔軟”な提案になる予定です」(外交事情通)

 出発の時は勇ましかったが、会議では周りの雰囲気を見て発言することになる。どこが「日本のイニシアチブ」なのか。ニワカ環境派もしょせんは参院選向けのパフォーマンスでしかない。

【2007年6月6日掲載記事】



[ 2007年6月9日10時00分 ]

http://news.www.infoseek.co.jp/gendainet/society/story/09gendainet02032174/

さるサミットに於ける安倍総理の環境問題への姿勢がいたく気に入らない日刊ゲンダイであるようだが、安倍批判にはなんだって用いるのが日刊ゲンダイの姿勢でもある。「ニワカ環境派」批判も、決して日刊ゲンダイが環境派であるから書いたわけではない。日刊ゲンダイもまた、環境問題を食い物にしているわけである。
ちなみに、管理人思うに、政治家にとって、国民の人気取りというものは行動の原動力の一つではないか。選挙に於いて勝つために、政治家は国民に向け対立候補・政党よりもより魅力的な政策を掲げるわけである。その真贋を見破れるかは国民の力量である。参院選が原動力たるのは大いに結構だと思うのだが、この管理人の「民主主義館」は誤っているのであろうか。

さて、本題に移ろう。この記事を見た後、管理人は「反戦」運動*1に「環境問題」が食い物、だしにされているのを少なくとも二つ見た。
一つは沖縄のジュゴンに関するそれであり、もう一つは横須賀への原子力空母入稿反対の運動である。おって紹介しよう。
まずは、ジュゴンの件であるが、週刊オブイェクトからの引用である。

『軍事板常見問題』に置ける以下の項目に、たれ君の修学旅行回想禄を追記しておきます。


【質問】 辺野古沖埋め立てに反対する「ジュゴンを守れ」という運動は,本当に純粋な環境保護運動なのですか?

【回答】 コイツはジュゴンの家の構成員に接触した人間として「120%違う」と断言できるね、だって歴史問題がどうのとか言ってたもん、俺らに

あとジュゴンの家で日誌書いてる冨田晋の迷言「朝鮮戦争朝鮮人を皆殺しにしようとした米国の陰謀、米国公文書館で確認できる」と俺らに言い切った
直後俺が「帰ったら文書探すから文書の名前教えて」って言ったらスルーされた罠

それと最後に感想聞かれたて「正直に」と言われたから「ヒトラーの演説聞いてるみたいで非常に不愉快、俺らはあくまで勉強で実態を調べる為の見学しにきてるのであってアジ聴きに来たんじゃねぇボケ」という事をオブラートに包みまくって言ったら「失礼だ!」とファビョられました

同じフレーズの繰り返しとか緩急つけた演説法とか重要な所で叫びまくるのとかでヒトラーの演説思い出したから正直に言っただけだもん俺悪くないよ(棒


たれ ◆TAREurn8FE(修学旅行時の回想)



こんな凄い馬鹿、久しぶりに見た感じです。朝鮮戦争なんてものは、両陣営の初期戦力配置や開戦後の戦闘経過を見れば、北朝鮮による計画的先制攻撃による侵攻である事は明白な筈ですが。そしてソ連崩壊後に機密文書が公開されて、金日成スターリンが合意して始めた戦争である事が白日の下に曝け出されている筈ですけどね。どこをどう解釈したら「米国の陰謀」になるんでしょうか。

そして週刊新潮の2007年05月24日号の見出し記事にこんなものが・・・




富田メモ」元宮内庁長官の孫は「基地反対闘争」のヒーロー

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誌名 : 週刊新潮 [ 2007年05月24日号]
http://www.shinchosha.co.jp/shukanshincho/
ページ : 55
発売日 : 2007年05月17日
カテゴリ : 社会
キーワード : 元宮内庁長官富田朝彦 、 孫・晋
キーワード2 : 沖縄県名護市
記事の扱い : コラム等の記事

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冨田晋って、あの宮内庁メモの人の孫だったんですか。はぁ・・・あと、「富田」は「冨田」が正式なようです。両方使ってるみたいですね。



晋君が市長に宛てたメッセージ:ジュゴンの家・日誌 [05年11月]

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初めまして、私は富田晋と言います。21歳です。

名護市に東京から移り住んで5年間と少しになります。名護市街地で「ジュゴンの家」というリサイクル・ショップを経営しています。

私は中学の頃は不登校でした。

高校は中退しています。現在の学校というものに強い疑問を持つようになったからです。

そんな私が辺野古と出会い、ジュゴンを瀬嵩の海で目視したのは16歳(2001年6月6日)の時です。早いもので21歳になりました。

辺野古に行き、あの海で大切なものを知り、学びました。

「誇りを持って、自分らしく生きていい」ということです。埼玉県の学校では教えてくれなかったことです。

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そりゃいいんですが・・・修学旅行で見学に来た子をオルグしようとするのは止めてくれませんかね? 正しい情報で教化しようというならまだしも、デマと陰謀論で子供を騙そうなどと、恥ずかしい行為と知って欲しいです。



冨田晋氏の日記 『シンさんの辺野古日記』

http://obiekt.seesaa.net/article/42364764.html

この件においては、民間業者のレギュレータが外されたり*2、海自が現場海域に投入されるなど色々と問題が起こっていたが、その端はこういった「環境問題」を隠れ蓑にしたプロ市民団体にある。その団体の本質は反日反米であり、云わずもがな、支那などの工作機関の末端である。

次は、横須賀の件。

 来夏に予定される在日米海軍横須賀基地への原子力空母ジョージワシントン配備に反対する市民らが七月一日、市民団体「『ストップ原子力空母母港裁判』を進める会」(加藤泉事務局長)を結成する。同日、空母が接岸する12号バースのしゅんせつ工事差し止めを国に求める民事訴訟横浜地裁横須賀支部に起こす。

 同会は、工事で環境汚染が広がることや、工事終了後に入港する原子力空母で放射能漏れ事故があった場合、横須賀市から百六十五キロ圏内まで健康面に悪影響がある被爆を受ける恐れがあると指摘している。

 原告団の対象は、被爆圏内の山梨、静岡両県にも広げ約五百人を目標に募集する。既に市内外から百五十人ほどが応募、ボランティアの弁護団には約五十人が名を連ねている。

 会のメンバーらは、国と行ったしゅんせつ協議の取り消しを求め、市を相手に行政訴訟を起こしており、第一回口頭弁論が二十日、横浜地裁で開かれる予定。

 原告団に加わるには、二口以上の寄付(一口千円)が必要。問い合わせは、会事務局電話046(827)2731。

http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryxiijun0706210/

米原子力空母の放射能漏れなど寡聞にして聞いたことがない。そんな小数点以下0がいくつ並ぶか分からないような可能性を論じ始めても世の中は進まないのだが、もちろん、これは言い訳である。本人たちも、よもや放射能漏れが起こるなど思ってもいないであろう。本質はジュゴンと同じく、反日・反米のプロ市民である。
普通の報道機関はそういったことは一切書かない。

日刊ゲンダイのような、普通の日刊紙が切り込まないタブーの様なものを書く新聞は、こういったことこそを書くべきであろう。
安倍総理よりも、もっと露骨に「環境問題」を悪用している輩である。批判の矛先が誤っているのは、そもそも日刊ゲンダイが安倍批判に狂い、現実を見誤っているからであろう。


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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*1:毎回注釈をつけているがこういった活動の大半の本質は「反日・反米・売国・降伏主義」である

*2:週刊オブイェクト【【辺野古反戦平和運動で殺人未遂を行ってよいのか?】より