靖国ストーカーと、韓国の筋の通らない「A級戦犯」批判

またしても靖国靖国靖国である。西村幸祐氏は朝日などを「靖国ストーカー」と言い切っているが、中日も変わらない。
以前、靖国の政治問題化は避けよだの、小泉首相が総裁選の公約に靖国参拝を掲げたのが問題だ、等と言っていたがいつのまにか彼らが靖国を政治問題化したがっている。総裁選公約に靖国参拝を入れることを非難していたのに、今回は靖国を中心にせよという。どれだけ無責任なんだ。どれだけ自分たちの言葉を信じていないのか。プライドなどないのであろう。中共の走狗と化したマスゴミなどには。
いつのまにか、と言ったが、朝日が靖国を問題化したがっているのは中曽根首相のころから一貫してであろう。総裁選の公約といった、内政問題を外交問題に仕立て上げるなどまさにその意思を如実に表している。
と言っても、今日は朝日を責めたい訳ではない。こんなこと、様々な識者が指摘してきた。上と同じく、今更である。
そして、今日引用した中日の記事に見える露骨な天皇利用も言語道断としか言いようがないが、すでになされている指摘だ。

では、何故この記事を引っ張り出してきたか。それはこんな一節が目に入ったからだ。

A級戦犯合祀は、中国や韓国が首相の靖国参拝に浴びせ続けている非難の核心でもある。

だそうだ。今日はこの、無知の上に成り立った、サヨクの「歴史認識」のなさが現れた一節を苛め抜きたいと思う。
歴史を見れば分かるが、「A級戦犯」が一体、中華人民共和国に、大韓民国に何をしたと言うのか。中華人民共和国の成立は1949年で、大韓民国は1948年だ。
このとき、すでに「A級戦犯」たちは当然政界にはいなかった。
これで、中共や韓国が言うことすべてを論破できる。上坂冬子氏がサンフランシスコ講和条約を持ち出しているがそれをするまでもない。支那大陸の正当な後継国家でもない中共や、戦後半島に興った韓国が口を出す権利を有する問題ではないのだ。
そして、この「政府」を度外視しても変わらない。
支那事変の勃発理由を見ればわかるが、一発目は支那*1だ。
盧溝橋事件は停戦に向かったが、それを無視し支那軍は攻撃を続けた。そして、第二次上海事件で、支那事変は長期戦と化すことが決定した。
まさに、引き金は支那側が引いたもので決して侵略戦争などではなかった。「A級戦犯」が何をしたと言うのだ?
韓国に至ってはもっと酷い。
A級戦犯」が韓国(当時の朝鮮)に対して行った非難されるべき政策など皆無である。当時、すでに朝鮮は日本の一部だったのだ。一緒に「謝罪」するというならまだ分かるが、謝罪しろなどとはどの「歴史認識」を引っさげて喚くのか。
A級戦犯」がいつ朝鮮を侵略した?

史実を見ようとしない点ではマスゴミ中共も韓国も大差ない。
と言っても、大半の点で大差ないのだが。

*1:当時、国共合作が行われていたため紅軍・国民党軍無くこの呼称にした