「やむを得ない事情」があったニダ!〜野球アジア選手権、韓国オーダー表差し替え事件まとめ

失礼な物言いだが、「野球は勝つもの、バレーは負けるもの」との考えで二つの国際大会に関して一切興味がなかった管理人であるが、なんとこのような事件があったとは。いやはや、韓国はいつだって愉快で、そしてえ日韓船に際しては必ず何らかの問題をおこしてくれる国である。一昔前の「嫌韓」批判で、「『嫌韓厨』は韓国を莫迦にし見下して優越感を得ているだけ」とのものがあったが、このような事件を幾度となく起こされては、少なからぬ怒りとともに笑わずにはいられない。ちなみに、「彼女に振られたのは母親のせい」と罵倒し引きこもった息子の部屋を放火する母親がいるのも韓国ぐらいではないだろうか。
この事件を知らない人の為に、朝鮮日報の記事を引用して説明しよう。

事の発端〜韓国チーム、オーダーを入れ替え

2日、北京五輪予選を兼ねた野球アジア選手権の韓国対日本戦が終わった直後、日本の星野仙一監督は怒りを見せた。韓国が先発メンバーを大幅に差し替えたことに不満を漏らしたのだ。星野監督は「ビックリした。ルールブックにもないし、監督会議でも聞いたことがない。どうしてこんなことが起きたのか、説明してほしい」と語った。


 これに対し、キム・ギョンムン監督は「アマチュア規定が間違っている。1時間前に提出したオーダー表は、監督同士があいさつし、試合開始前の整列時にオーダー表を交換するまでの間に差し替え可能だ。うちの先発に対しあっちが対抗策を出してくるかと懸念し、先発を変えた」と説明した。果たしてこれは「先発オーダー偽装」という問題になるのだろうか。

http://www.chosunonline.com/article/20071203000055

果たして問題はあったのか?〜朝鮮日報は問題なしとの認識

ここで問題となる、「先発オーダー偽装」になるのかという問いに対し、朝鮮日報はこう説明する。

 試合後、韓国野球委員会KBO)のイ・ジンヒョン広報チーム長は「提出10分前までオーダー変更が可能ということを監督会議の際に確認した。マネージャーはこのオーダー問題を不審に思い、この大会を主管する国際野球連盟IBAF)に繰り返し確認、IBAFは“1時間前のオーダーは予備エントリーなので変更可能”と答えた」と述べた。このため、韓国は日本のオーダー変更を警戒したのだ。先発投手が田炳浩ということが伝われば、日本も先発オーダーを変える可能性があるからだ。


 先発オーダー表に関するIBAFの規定は以下の通りになっている。両チームは5枚のオーダー表を作成、試合開始30分前(電光掲示板がある場合は慣例により1時間前)に2枚提出しなければならない。そして試合開始直前に審判が見守る中、3枚のオーダー表を交換することになっている。だが、あらかじめ提出したオーダー表は記録や電光掲示板での作業に便宜を図るためのものだ。やむを得ない事情があれば、最終的なオーダー表交換前までに変更できる。


 従って、韓国代表チームのオーダー変更には問題がなかった。

つまり、大会規定上問題はないという認識だ。

本当に問題はないのか?〜試合前のキム・ギョンムン監督の発言

しかしながら、記事にもあるようにオーダー差し替えが可能なのは『やむを得ない事情』がある場合のみだ。では、韓国側に『やむを得ない事情』はあったのだろうか。ここでキム・ギョンムン監督の発言が真実を語る。

 試合前、キム監督は韓国の報道陣に先発メンバーをこっそり打ち明けた。キム監督は「先発投手は田炳浩(チョン・ビョンホ)、ラインアップ1・2番は鄭根宇(チョン・グンウ)と高永民(コ・ヨンミン)」と話した。日本の先発投手を成瀬と予想し、作成したオーダーだった。この話を聞いたのはオーダー表提出のかなり前だった。


 しかし、メディアに配られたオーダーは全く違っていた。先発は柳済国(リュ・ジェグク)、1・2番は李鍾旭(イ・ジョンウク)と李大炯(イ・デヒョン)だった。ア然とした。しかし、間もなくチーム関係者から説明があった。先発オーダー表は10分前まで変更可能で、先発は田炳浩が正しいということだった。そして試合には韓国の報道陣に公表されたメンバーが出場した。
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この記事のインタビューに拠れば、キム・ギョンムン監督の腹積もりははじめから「先発投手は田炳浩(チョン・ビョンホ)、ラインアップ1・2番は鄭根宇(チョン・グンウ)と高永民(コ・ヨンミン)」であった。だが、オーダー表に書かれていたのは「先発は柳済国(リュ・ジェグク)、1・2番は李鍾旭(イ・ジョンウク)と李大炯(イ・デヒョン)」。『やむを得ない事情』とは、一般は選手の怪我などを指すはずだ。だが、キム・ギョンムン監督が韓国側報道陣に自身の考えを打ち明けてからオーダー表を出すまでに、先発を企図されていた選手らが怪我をしたなどというわけではなく、また、オーダー表が発表されたのち、オーダー表に書かれていた選手らが怪我し、逆に先の腹積もりであった選手らの怪我が回復したといったこともなかった。『やむを得ない事情』など、どこにもなく、はじめから日本側の裏をかく、騙すために行われたのだ。
これは完全に大会規定に反するといえるだろう。韓国側報道陣はこの事情を知っているにも関わらず、「韓流」解釈でキム・ギョンムン監督を無罪とし、星野仙一監督の「無知」と嘲った。管理人が引用した、朝鮮日報の記事の見出しは北京五輪野球:先発変更への不満は日本の無知』であり、記事そのものは星野監督の不満は、規定をよく知らなかったためのものだった』と締められている。
これは明らかに韓国側のルールの恣意的解釈であり、曲解だ。更に云えば、事情を知る韓国報道陣のルール理解力の乏しさには目を疑うばかりだ。そして云うに事欠けば、「日本の無知」である。
このような国に国際大会に出場するような資格はない。ましてや、開催するなど厚顔無恥甚だしい。


ちなみに、この件に関してキム・ギョンムン監督はこう弁明した。

 【台中(台湾)=太田朋男】2日に行われた韓国―日本戦で韓国が試合直前になって先発オーダー7人を入れ替えたため、鈴木義信全日本野球会議国際委員長(全日本アマチュア野球連盟副会長)は3日、全日本野球会議を通じて国際野球連盟(IBAF)に抗議書を提出した。

 IBAF管轄の国際大会では通常、報道資料の作成などのため、試合開始の約1時間前に主催者にメンバー表を提出する。両チームによるメンバー表交換は試合直前だが、鈴木委員長によると、「試合前のメンバー交換は儀式的なもの」という。韓国の金卿文監督は「だますつもりはなかった」と釈明している。

 IBAFのオスターマイヤー事務局長は、来年1月にIBAFの規則委、技術委を開き、開始1時間前に出されたメンバー表を最終のものとするよう規則を改正する意向を示した。

(2007年12月3日21時55分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/abc2007/news/20071203ie29.htm

皮肉にも韓国側の報道を見れば、騙す意図は明々白々だ。






よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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*1:強調は管理人による