祝・国産ステルス実験機の名称決定〜「心神」

12月5日15時1分配信 毎日新聞


 レーダーで探知されにくいステルス技術を搭載した国内初の実験戦闘機に関する防衛省の開発計画の概要が5日分かった。開発総経費は466億円で、名称は「心神(しんしん)」。来年度から6年かけて飛行試験も含めた開発を進める予定で、初飛行は11年度中の実施を目指す。

 開発計画によると、「心神」は全長14メートル、重量9トン。急速な方向転換や超音速飛行を可能にする高機動エンジン(XF5−1)も初めて搭載。飛行中に全方位的に周辺の探査ができる高性能レーダーの研究開発も並行して進める。

 ロシアはすでにステルス戦闘機の開発を進めており、中国も開発を急いでいるとされる。こうした事情を踏まえ、実験機を「仮想敵機」として日本のレーダーシステムで捕らえ、防空能力を高める狙いがある。

 一方で次期主力戦闘機(FX)の機種選定は、有力候補だった米国のF22(ステルス機)の禁輸継続が延長され先送りされた経緯がある。今回の実験機には、将来的にステルス機の自主開発も選択肢であることを示し、FXをめぐる国際交渉力を高める思惑も働いている。【田所柳子】

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071205-00000061-mai-pol

国産航空機の悲願は、我が国の重工業産業界に於ける悲願である。以前、三菱重工会長西岡喬氏の話を聞ける機会があった。F−2支援戦闘機の話題などにも触れられ、国産航空機開発への宿願を語っておられた。
国産航空機開発には様々な障害があることは云うまでもないであろう。民間ジェット機は、これまでの経験がなく、ボーイングエアバスの国際的な寡占状態に穴を開けることは大変難しい。
このような状況であるから、軍用機部門への期待は非常に大きい。
だが、これに対していい顔をしないのが米国であるのは、F−2の例を出すまでもないだろう。
そんな中、実験機とはいえ軍用のステルス機を国産開発するというのは大変な追い風といえる。我が国の技術力向上・独自の技術保有など、国産開発のメリットは並大抵のコストに勝る。米国からの圧力は、今回もあるかもしれないが、今度こそは毅然とした態度で臨んで欲しい。実戦経験がないといえる我が国で、F−2レベルのものが「レイプ」されながらも開発できるのである。国産ステルス戦闘機を開発できる土壌は十分にあると管理人は考える。
なにより、F−2などという記号のような名前ではなく、「心神」という名称が決まったことが管理人には嬉しくて仕方がない。この報は、管理人だけではなく、全国の航空ファン歓喜の渦に巻き込んだことと思う。
軍用機開発には、開発からとなると長いときは一世代程度の期間がかかる。長期的な計画であるゆえ、決断の時期は非常に大事だ。だが、今こそがその機ではないか。管理人はそう考える。
この機が「心神」という美しい名に恥じないものに、そして我が国の国防・防空体制の更なる革新への第一歩になることを願って止まない。






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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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