不思議なこと

の中には不思議なことがある。科学で解明されていない云々ではなく、もっと身近で日本国民に直接係わり合いのあることだ。
何かと言うと、無視できない数の、「良識ある」人々が、国際法規でもない日本国憲法を現行のままで改正せずにいれば日本が戦争に巻き込まれることはない、と思い込んでいることである。その中には実際に国政の場にいる方も含まれているのだからますます理解できない。
国政の場におり、海外の国々を見てみれば、戦争を放棄した国など他にはないに等しく、それは即ち、日本に攻め込む可能性はゼロではないことと同意なのだが、このことがどうも分からないらしい。
もちろん、国際法に於いて不可侵条約を結んだからといって戦争にならないわけではない。先の大戦に於いてもドイツはソ連に攻め込んだし、そのソ連は昭和20年夏に日ソ中立条約を一方的に「破棄」*1し日本に侵攻した。
この二つの事例を見るだけでも、たとえ国際法に於いて不戦が保障されていようと、戦争にならないわけではないことがわかるはずだ。
管理人の理解できない「良識ある」人々に限って、先の大戦から「学べ」と云う。しかしながら、彼らは何か学んでいるのだろうか。





今日はそんな人々が登場します。ではいきましょうか

*1:国際法上許された行為、つまり正当な手段ではない