佐世保市で自衛隊のパレードに反対と労組・社民党〜自衛隊は基地から出るなと?

2007年10月17日 - 11時50分

陸上自衛隊が銃を持って佐世保市の中心部をパレードしようとしている問題で、労働団体などが中止を申し入れました。中止の申し入れをしたのは、佐世保地区労と社民党です。陸上自衛隊相浦駐屯地の南総務課長に、パレードを中止してほしいという申し入れ書を手渡しました。パレードは、陸上自衛隊相浦駐屯地の創立記念行事として、20日に実施される予定です。隊員およそ200人が銃を持って佐世保市の繁華街を行進します。相浦駐屯地は「自衛隊の真の姿を見てほしい」と2003年以降、銃を持つパレードを3回実施しています。

http://cgi.ncctv.co.jp/news/index.php

前回の更新で松江の毎日新聞支局長の自衛隊批判を論ったが、どこも自衛隊への風当たりは厳しいようだ。佐世保では実際にこの有様である。もちろん、反対を申し入れているのは一般の市民ではなく「プロ市民」と呼ばれる方々で、自衛隊としては難しい判断を迫られていると考えられる。この手の「煩型」を無視すると面倒なことになる。前回の松江支局長のコラムでは具体的な組織などの名が上がっていなかったため説得力など皆無であったが、こうもなると、いくら相手が「プロ市民」といえど実際に反発があったとなり、記事にその名が挙げられれば、見た目説得力は増す。
パレードが自衛隊の真の姿とは云わないが、大事な一面だ。そもそも自衛隊と国民との隔たりが大きすぎる。こういった積極的な交流は推進されてしかるべきであろう。間違いなく、我が国の昨日までと今日、そして明日を守ってくれるのは自衛隊だ。その勇姿を見ることは国民にも必要なことである。3Kを地でいく自衛隊員の晴れ姿をこうも意地汚く罵れるものだ。
こういった交流が、国民に自衛隊への感心を引き寄せ、清濁両面が白日の下に晒されれば、それを契機に自衛隊の現状が改善される可能性は大いにある。むしろ、そうやって改善していくのが民主主義だ。それも考えず、奇矯な「サヨク」思想を押し出す労働団体社民党は何を企図しているのか。日本国のためを考えているのか。甚だ疑問である。

ちなみに、自衛隊側はパレードを行ったようだ。国民を信じてのことであろう。我々はこの英断にきちんと答える義務を、民主主義国家の国民として有している。普段の訓練の成果の一部を国民に見せることは、自衛隊の各種費用が国税で賄われている以上義務である。納税者への説明のあり方としてこれ以上明確なものはない。当たり前のことをして批判される自衛隊のかたがたには同情を禁じえない。

2007年10月20日 - 18時01分

佐世保市陸上自衛隊が、銃を携えて繁華街のアーケードをパレードしました。パレードは佐世保市陸上自衛隊相浦駐屯地の創立記念行事の一環で、およそ200人が参加しました。迷彩服を着た隊員が、小銃や機関銃を持って、中心部のアーケードおよそ1キロを行進しました。銃を携えてのパレードは2003年以来4回目で、自衛隊は「真の姿を見せるため」としています。事前にパレードの中止を申し入れていた労働団体などが沿道から抗議の声をあげていました。

http://cgi.ncctv.co.jp/news/index.php

余談にはなるが、この二つの記事では「銃」や「迷彩服」などが強調されている。最初の抗議の件の記事では、労働団体社民党がこのことを引き合いに出して抗議した故のことだろうと思っていたが、どうもCNN長崎文化放送側の意図もあるようだ。
当然の話をするが、使用された自動小銃などに弾などこめられているはずもなく、また迷彩服は彼らの制服だ。学生が学生服を着ることとなんら変わりはなく特筆すべきことではない。むしろ私服や背広で行進するほうがおかしい。こういった報道にも、先に書いたような「悪意」が感じられる。





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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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