とにかく悪いのは「天皇制」〜美味しんぼ作家の奇論

1:蚯蚓φ ★ :2007/09/06(木) 16:44:17 ID:???

http://img.yonhapnews.co.kr/photo/yna/YH/2007/09/05/PYH2007090505950001300_P2.jpg

(ソウル=聨合ニュース)日本の天皇制を日本人の目で鋭く批判したマンガ本が出た。韓国国内でも大きな人気を呼んだマンガ「味の達人(原題:美味しんぼ)」のストーリー作家、雁屋哲が書いた文にシュガー佐藤が絵を加えた「日本人と天皇」。

大学サッカー選手澄川仁を通して国家と組職、上官に無条件的な忠誠と服従を強要する天皇制を批判する。澄川は日本大学選手権決勝戦ハットトリックを記録して東塔大学サッカー部に優勝カップをもたらす。同僚たちの間で英雄になった彼は、しかし直ちに連盟役員たちの呼び出しを受ける。決勝戦開会式で国旗に対する敬礼もしないで、国歌も歌わないことが問題になったという。

役員たちは皇族が観覧したこの日の競技で国家斉唱も、国旗に対する敬礼もしないことは不敬罪と決め付けて理由を問い詰める。澄川は、第二次大戦に参戦した自分のお爺さんが戦犯として処刑された一方、総責任者である天皇は何らの責任も負わないことに抗議するためだった、と説明する。この事を契機に澄川と友達は、日本社会のあちこちにある天皇制の影を一つ一つ明らかにして行く。

著者の雁屋哲は日本社会が上司に徹底的な服従を強要する厳格な上下関係と個人の逸脱を禁止する息の詰まる組職文化が支配している、と言いながらこれは根本的に近代天皇制から始まったことだ、と指摘する。日本国民が盲目的な忠誠を強要する天皇制に手懐けられて、上下関係の束縛、組職による個人の抑圧を当然視するようになったというのだ。

著者は序詞で「私に天皇天皇制はくびきであると同時に重い荷馬車だった。天皇から自由になるために悽絶に勉強した結果、天皇を恐れて尊敬する必要がないということが分かるようになった。」と告白した。続けて「道理と正義、常識を取り戻すためには天皇の束縛から脱しなければならない。その希望を若者達にかける。若者達に読んでくれてほしくて本を書いた。」と付け加えた。

ソース:(韓国語)<日本漫画家が批判した天皇制>マンガ'日本人と天皇'
http://www.yonhapnews.co.kr/culture/2007/09/05/0901000000AKR20070905176900005.HTML

韓国の若者たちは、日本のマンガを「面白いが反韓的で極右」という葛藤の中読んでいるらしい。これだけ葛藤しても「読まずにはいられない」という記事を以前読んだことがある。
だが、美味しんぼはそのような心配は無用であろう。ネットでは有名な話、このマンガは大いに反日的であり、翻って、支那朝鮮半島には友好的である。
その原作者の当たり前の考えかなのであろう、この本は反皇室のためのものである。
内容はこれまた「近代」という概念を無視した、非常に「朝鮮ウケ」しそうなものである。韓国に於いて「近代」が如何なるものかは丁度前項で書いたとおりだ。
上下関係の徹底、上司への服従等は組織に於ける基本中の基本であり、「皇室」の存在ゆえの日本独自の奇異なものというわけではない。組織のもっとも洗礼されたものである軍隊などはこれによって成り立っているようなものだ。では、上官の命令が絶対なのは日本軍のみであるのか?もしそうであれば、大東亜戦争は日本軍の圧勝であり、今頃は八紘一宇の理想の中、日本が全世界を統べ戦争の無い平和な世の中が現出しているであろう。何せ日本軍は敵なしの状態になるのだから。
こういった当たり前の歴史・事象の成立過程を知らず、自分の歪んだ思想を以てのみ、ことを語ろうとすればかくも奇妙なものとなるという好例がこの本であろう。
雁屋哲の云う「希望」とは「アナーキー」であり「無秩序」である。そのような世界の現出など、誰も望まない。




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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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