死刑執行に怒りを露にする福島瑞穂〜福島瑞穂の意外な言及

2007年08月23日19時12分

 3人の死刑が23日に執行されたことを受け、超党派の「死刑廃止議員連盟」(亀井静香会長)に所属する国会議員が同日、記者会見を開いた。長勢法相が死刑執行命令書に署名したのは任期10カ月余りで計10人。議員らは内閣改造前の「駆け込み執行」に抗議した。

 会見で社民党の福島党首は「短期間に極めて大量の死刑を執行したことに怒りを感じる」と指摘。そのうえで、「民主党公明党を巻き込んで死刑を国民的議論にするために議員連盟も早急に意思統一をして動きたい」として、国会に死刑制度調査会を設置する法案の提出に意欲を示した。

http://www.asahi.com/politics/update/0823/TKY200708230257.html

管理人は死刑制度存続論者である。理由は色々とあるが、一言で云えば、死を以てしてのみ償うしかない罪というものがあるから、ということになろうか。人の命はそれほどに重いのである。殺人一件から死刑を視野に入れるべきだと管理人は考えている。廃止論者にも、これまた様々な意見があるが、これらに関してはまた別の機会で述べたいと思う。

福島瑞穂女史は最近精力的なのか、振り返ってみれば小欄でもよく取り上げている。悉く管理人と意見を異にしているわけだが。
さて、よく知られる話だとは思うが、今一度確認しておきたい。一年間の世界中の死刑執行数の約半数を、支那人民共和国一国が「賄っている」のである。この事実に関して福島瑞穂女史は如何なる見識をお持ちか気になり、女史のブログを拝見させて頂いた。すると意外なことがかかれていた。

 夏休みをとって、涼しいところに行ったら、とてもリフレッシュになって、「がんばるぞ」と元気になった。
 しかし、帰ってきたら、家のなかは、異常に暑く、冷房をつけて寝たら、風邪をひいたのか、喉が痛くて調子が悪くなった。とほほ。早くなおしたい。

 今日、3人の死刑執行があったことで、法務省事務次官に、抗議に行く。

 27日は、内閣改造
 長勢法務大臣は、やめる直前ぎりぎりに死刑を執行したことになる。
 結局、この1年弱の間に、10人の死刑執行をしている。

 ところで、中国で、日本人2人が、覚せい剤の事件で、死刑の判決を受けた。日本だったら、覚せい剤だけのケースであれば、法定刑上死刑にはならない。日本人が、海外で死刑判決を受けるというのは、初めてではないだろうか。覚せい剤についての犯罪はもちろん問題だけれども、死刑にすることはないと思う。このことについては、交渉をするか、何が可能か動きたい。
 どうにかならないのかと法務省に聞くと、中国との間に受刑者移送条約は締結されていないので、死刑囚についても引渡しは無理とのこと。外務省に問い合わせたところ、8月21日に大使館より判決についておおいに関心を寄せているとの表明を中国当局に出しているとのこと。
 これから、何ができるか考え、動いていきたい。

なんと、支那に於ける邦人の犯罪及びそれに対する死刑判決に関しての苦言が呈されていた。これには管理人は驚くとともに、少々女史への認識の変化を自覚せずにはいられない。
ただ、残念なのは、やはり死刑執行数に関しての言及がないこと。そして、支那政府への強い抗議がないことである。「野党外交」なるものを推進しているはずの社民党は、支那政府ともまた太いパイプを有しているはずである。そうしたものを使わなくても、社民党として支那大使館への意見書を提出するなど動くべきではなかったか。この件への言及がなされている分だけに、ことさらこの点は残念である。
といっても、管理人は、やはり死刑制度には賛成なのだが。

余談ではあるが、支那の裁判制度は日本とは比べ物になら無いほどにお粗末である。何せ一党独裁の国家の裁判だ。党の意向で判決などいくらでも捻じ曲げられる。死刑制度反対論者の主たる根拠の一つに「冤罪の際、死刑にしていたら取り返しが付かない」というものがあるが、これこそ日本よりも支那で心配すべきことである。こういった発想があるならば、支那でこそ、当地の知識人らと協力して主張するのが筋ではなかろうか。



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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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