文才の無さがよくでる和訳〜支那でハリポタの贋物が出るのは当然

2007年8月20日の報道によれば、上海のある出版社がハリー人気で一儲けしようと、「ハリーポッターと中国帝国(Harry Potter And The Chinese Empire)」と題する本を出版した。

中身はハリーポッターの登場人物と中国歴史文学の有名人をごちゃ混ぜにして、そこに中国の武侠小説と西洋魔術の要素を取り入れた、というお粗末なもので、中国のある無名の作者の作品。ハリーポッターシリーズの作者ローリング氏はこれに対し、法に訴える構えを見せているという。

ハリーポッターシリーズの最終章は先日英語版が発売されたばかりだが、まだ中国語翻訳版は出版されていない。このニセ“第8章・ハリーポッターと中国帝国”は上海で1冊13元(約200円)で売られており、表紙が本物そっくりで、ニセ物だとは思えないほどだとか。(翻訳・編集/BA)

http://www.recordchina.co.jp/group/g10665.html

こんな二次創作的なものを実際に出版社を通して商業誌として売ろうとするのは支那として今更のことであるのでここでは問題にしない。
管理人は普段からかの地域のことをCHINAの音訳として、また我が国が戦前から使用している語として「支那」と呼んでいるが、巷では「中国」と意訳する。その捩れが浮き彫りになった典型例と云えるのがこの稚拙な訳だ。
Chineseを「中国の」と訳したが為に、「中国帝国」などというおかしな訳になる。「中国」とは中華人民共和国、もしくは中華民国の略称であるが、両者とも自称であり、英語表記をきちんと訳せばCHINAはどう考えても支那となる。また、かの地域の呼称を「中国」とするのもまた異常だ。「中国大陸」は「中華人民共和国大陸」となるわけだが、通常の感覚でこれはおかしいと感じるはずだ。同様に、「中国の歴史」は「中華人民共和国の歴史」であるべきはずなのに、なぜか支那大陸に存在した紀元前からの王朝を含めた歴史となっている。CHINAを「中国」と当てるのは日本の外交能力のなさの象徴でもわるわけだが、やはり「支那」が正しい。
支那人民共和国をたてたいのであれば、せめて「中華帝国」と訳すべきであった。


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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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