「南京大屠殺」に関する講演会を聞きに行こう!〜これは宣伝記事じゃないか

◇上京で集会

 旧日本軍の南京虐殺事件で家族9人中7人を殺された中国人女性、夏淑琴(シャースーチン)さん(78)の証言を聴く集会が13日午後6時半、上京区の洛陽教会である。主催団体「旧日本軍性奴隷問題の解決を求める全国同時企画・京都実行委員会」は「日本の侵略戦争による最もすさまじい被害の記憶に想像を寄せることは、戦後世代の中国の人々との関係を築く上で不可欠」と参加を呼びかけている。

 夏さんは南京が陥落した1937年12月13日の朝、約20人の日本兵に自宅に押し入られた。父と祖父母は射殺され、母と姉2人(当時15歳と13歳)は性的暴行の上で1歳だった妹とともに殺された。生き残ったのは8歳の夏さんと、4歳の妹だけ。夏さんも銃剣で体を3カ所刺されたという。

 これまでも何度か来日して被害を証言。同事件の規模などを疑う日本の書物で「ニセ証人」扱いされたが、名誉を傷つけられたとして著者や出版社に損害賠償を求める訴訟を04年に中国の裁判所に起こし、06年8月に全面勝訴した。中国の裁判所で日中戦争の被害をめぐる初の判決だった。夏さんは同様の訴訟で東京地裁でも係争中だ。

 同実行委の浅井桐子さん(51)は「今の中国の人々も必ずと言っていいほど、家族や知り合いから旧日本軍による悲痛な被害の記憶を受け継いでいる」と指摘。「話すたびに心が傷つき、耐えられなくなる」という夏さんの証言について、「不当な被害に押しつぶされまいとする尊厳を感じる。証言を聴くことは、歴史の事実を知るのみならず、より人間らしくありたいと願う私たち自身の意志を取り戻す契機にもなる」としている。

 一般800円、学生500円。同実行委(090・8124・7752)。【太田裕之】

毎日新聞 2007年8月9日

http://www.mainichi-msn.co.jp/chihou/kyoto/news/20070809ddlk26040523000c.html

どこの新聞社に限らず、しばしばこういった催し物を宣伝する記事を見かける。その思想的な内容に関わらず、こういった記事は果たして、新聞社の不偏不党に抵触しないのか管理人は疑問に思うわけだが、どこもやっているし黙認というものなのだろうか。

この講演会自体も非常に微妙なところである。弁士が日本の裁判所で事実関係を係争中。日本の裁判所の判断が、特に歴史問題である本件に於いて絶対だとは考えられない。法律内における是非を裁判所は判断するわけであり、決して歴史を断ずるわけではない。ゆえに裁判の如何は関わらない、と云ってしまえばそれまでであるが、やはり、疑惑付きの人物であることは否定できない。この手の支援者も、勝てば「南京大屠殺はあった」とすり替え、騒ぎ立てるであろうし、負ければ不当判決と金切り声を上げるであろう。云うまでもないが、支那に於ける裁判結果に一切の信頼性はない。そうであるのにわざわざ、一度司法判断が出ているかのように、しかも日本の裁判所のそれと同等の価値を有するかのように書くこの記事は、事実の要約たるべき新聞記事の本質から大きくそれている。
さて、本件は、結局のところ夏淑琴女史一人の問題でしかない。支那共産党政府は三十万人の被害者(おそらく、民間人だけのそれではなかったか)を主張する。夏淑琴女史がそれをすべて見たわけではあるまい。もし、彼女の体験が真実であったとして、それはその記憶の範囲内だけが真実なわけである。日本軍が組織的に行ったとされる「大屠殺」全体の証言者でない。支那共産党政府の主張が正しければ、三十万分の六でしかない、ほんの一部なのである。
そういったことに一切触れず、一人の民間人に「歴史」である「南京大屠殺」を語らせようとするこの主催者らと支援者、そして彼らの意図に管理人は疑念を抱かざるを得ない。


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



ブログランキング

ブログランキング・カテゴリ

マイプロフィール

ブログランキング・にほんブログ村へ

この記事を気に入ればくりっくしてくださいです・・・
ランキング参戦中。協力していただければ幸いです。


キッズgooはじかれサイト同盟
当ブログは残念ながらキッズgooからは検索できません。