参院選H19夏〜民主小沢氏をみる

小沢氏は本気で云っているのか、と愕然とした発言を選挙前にしている。一部抜粋の形で引用したい。

 討論は、久間防衛大臣の「長崎原爆はしょうがない」発言、年金、教育、農業をめぐって行われた。

 特に、久間発言では、小沢代表は、ゲルニカドレスデンでの無差別爆撃をドイツ、アメリカが戦後謝罪したことを挙げ、核兵器廃絶のためにも、広島、長崎への原爆投下についてアメリカに謝罪を要求すべきと主張。首相は、アメリカの核抑止力に頼っている以上要求できないと答えた。これに対して、小沢代表は、「言うべきことは言うのが本当の同盟関係だ」と首相を批判した。

http://www.dpj.or.jp/news/dpjnews.cgi?indication=dp&num=10276

民主党が政権をとれば米国に謝罪を求めるのか。もちろん、求めないであろう。これは小沢氏のアピール戦略でしかないと思うのだが、実際どうなのであろうか。小沢氏が触れている欧州での都市空襲に関する謝罪の件はこれまた週刊オブイェクト【民主党小沢代表「アメリカはドレスデン爆撃を謝罪した」???】に事実が書かれているのでそちらをお読みいただきたい。
万が一、原爆投下に関して謝罪を申し込んだとしよう。やっていることは支那や朝鮮とまるっきり同じことになる。しかも、当時原爆投下に関する一切の禁止条約はなかったため、「原爆投下」に対する謝罪を米国が行う法的義務はないであろう。都市空襲ならまだわかるが原爆投下にのみ焦点を絞るのであればいたずらに日米関係を悪化させるだけだ。
また、原爆投下に代表される都市空襲も我々は過去のこととして受け入れるべきではないか。今更謝罪を求めて何になるというのか。我が国の国民感情としてかのことに反感を持ち続け、また米国も戦時国際法違反を行っている戦犯国家であることを後世に伝えることは正しい。我が国主観の歴史を伝えることは大いに推奨されるべきだ。だが、転じて米国もまた同じことをするわけである。近代国家として、ここはお互いに大人にならなければならない。米国は真珠湾を「卑怯な奇襲」と伝え、日本は都市空襲を「国際法違反の行為」と伝える。だが、事実は事実として伝えるが、それは国内で留めるべきだ。史実として相手側が認めたらそれで由とすべきである。そしてその上に新たな関係を築くのが近代国家ではないか。
日本がアメリカにとっての、日本にとっての支那や朝鮮になるべきではない。あのようなウザったい態度が如何なる結果を生むかは我々が一番知っているはずだ。非生産性著しい行為を真似しても百害あって一利なしである。

また、小沢氏は先の参院選に関して大敗すれば引退すると明言した。小沢氏はある程度票が読めてきたのであろう。残念ながら自民は負ける公算が高い。
もちろん、小沢氏は米国に謝罪を求めるなどという愚策を行うとは思えないが民主党左派がこの発言を逆手に取る可能性もある。民主党に大勝してもらってはかなわない。
この参院選民主党に投票するのは危険極まりないと云っていい。
もちろん、自民は自民でアレなのではあるが……


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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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