辛淑玉パーティー①

うやく、辛淑玉に関して書けるようになった。些か賞味期限切れな気もしないでもないが、管理人の大嫌いな人物であるし、この「稀に見る莫迦女」が久々に管理人が意識せずとも感知できる範疇で発言したのだ。これは取り上げるのが義務というものだ。
さて、最近の発言の前におさらいと云おうか、昨年の4月に角川書店より発売された【ケンカの作法――批判しなければ、日本は滅ぶ*1】より今となっては笑うより他のない辛淑玉の「評価」や一連の発言を取り上げてみようと思う。
この本は、辛淑玉に劣らぬ「痴性」を有する佐高信辛淑玉との対談が数編治められたものである。前書きは、佐高信辛淑玉の評価「ケンカのまえに――わが友、辛淑玉」を以て返られているのだが、前にも書いたよう、「仲間褒めはしない」がモットーであるはずの佐高信とは思えない美辞麗句の並べようである。そのなかでも一番笑える一節は以下であろう。

男であるというだけで女より上だと思いたがる者や、言葉に自信がなくて、すぐに腕力に訴えるしかない者にとって、彼女はいわば“天敵”だった。とりわけ、石原慎太郎や石原に拍手を送る者にとっては、彼女ほど目ざわりな存在もなかった。
*2

書くまでも無く先の東京都知事選。報道機関にあれほど持ち上げられながら石原氏の本命対抗馬として擁立された浅野氏は大敗を喫した。その選挙の中で辛淑玉は浅野四郎を熱烈に応援しており、選挙の最中、「浅野氏が当選したら副知事には辛淑玉」と永六輔だかが云ったほどである。浅野氏は笑いながら「考えておきます」といった趣旨の返事をその場でしていた。もちろん、辛淑玉もその場にいた。そこまで密接な選挙戦を展開して結果はこのザマである。「目ざわりな存在」などとよくも書くものだ。石原陣営にとり、辛淑玉などどうでもいい存在であったに違いない。先が見通せないものが偉そうなことを書くとこうも笑えるものになるという好例であろう。ちなみに、前半部分を本気で佐高信が書いているとすれば、佐高信辛淑玉を何も知らない、と云っていい。暴力で世の中を渡り歩いてきたのは誰であろう辛淑玉である。小学生時代、いじめられないために、辛淑玉がまず何をしたかと云うと、クラスのガキ大将を殴りつけて挨拶に代えてきたのである。これは辛淑玉自身が、認めていることであり、辛淑玉の処世術でもある。なにせ今でも講演の際、男子中学生の質問にまで辛らつな口調による質問を返し、呆気にとられたのを見、云い勝った満足するのが辛淑玉である。不意打ちと暴力にも等しい攻撃を以て今の世も生き抜いている辛淑玉を蟻をも殺せぬ人間の様に佐高信が捕らえているとすればそれは大きな誤りだ。
さらに、余談ではあるのだが、その後に佐高信はこのようなことを書いている。

それらの女性蔑視論者に共通するのは、女性に参政権を与えたのはまちがいだったと言って、憲法をひっくり返そうとしていることだが、彼らは男性の私よりも女性の落合恵子に、そして在日の辛淑玉にはさらに激しく居丈高な声を浴びせる。その先頭に小泉単純一郎とその支持者がいることは言うまでもない。
*3

佐高信は当たり前の様に書いているが、なんと自民党憲法改正の真の狙いは女性からの参政権の簒奪であるらしい。初耳である。それを小泉前総理は散々云ってきたように佐高信は捉えており、またその支持者も同意の上だそうだ。管理人はこのような野望・陰謀が着々と進められていることを知らなかった。佐高信はどこのアカシックレコードを覗いてきたのだろうか。佐高信の慧眼には感服するほかない。
なお、佐高信小泉批判が如何に内実なきものかは以前小欄で書いたとおりである。佐高信の過去の著書を読み比べればその厚顔無恥なことが一目瞭然である故に、一読することをオススメする。

このような笑い話で幕を開ける二人の対談であるが、時間がない故に今日はここまでとしたい。明日以降、辛淑玉経営コンサルタントを生業とするものとは思えない発言等を取り上げていきたいと思う。


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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*1:

*2:同書11ページより。強調等は管理人による

*3:同書11ページから12ページ。強調等は管理人による