辛淑玉パーティー②

に不謹慎であることは承知の上であるが、辛淑玉に関するこれは連載方式にしたいと思う。というか、そうしなければ管理人には書ききれないのである。昨日書ききれなかったことであるしせっかくなのでそうさせていただきたい。

さて、今日は昨日の続き、【ケンカの作法】の特に一章部分を*1引用しつつ辛淑玉の生業に関するそれすらへの知恵のなさを書いていきたいと思う。

まずは枝葉からの批判となるのだが、同書19ページに於いて辛淑玉支那での反日デモに関する日本報道機関の取り上げ方への不満をあらわにしている。曰く、

日本のメディアは、一部の抗議行動を何度も繰り返し報道して、それが中国全土の状況だという印象を与えた。仲を悪くするための報道は本当にうまいいよね。

なんと、かの一連の報道は日本報道機関の謀略だったようだ。日本と支那北京政府との仲たがいを日本の報道機関は狙っているようである。そんなのを本気で行うのは産経程度で、朝日や毎日に至っては無理にフォローしようとした挙句から回りしていた、というのが管理人の印象なのだが、辛淑玉にとっては違うらしい。辛淑玉は続ける。

ごく一部の声を取り上げて、「反日愛国教育によって中国国民全土がむしばまれている」みたいな話にもっていくのは、裏があるように思えてならない。ナショナリズムを煽っていこうという方向性が見え見えだ。

繰り返しになるが、朝日や毎日と云った大手紙の方向性は辛淑玉の指摘するベクトルとは真逆である。そもそも、彼の様な反日暴動があること自体異常としか形容がつかないのだが、辛淑玉にとってそれは気にならない材料であるらしい。世界中見回してもあのような抗議行動を起こすのは支那と半島程度である。もちろん、日本バッシングが米国を中心に吹き荒れたこともあったが、それは経済問題を主としたものであり支那朝鮮半島でのそれとは全く性格の違うものである。また、辛淑玉は「一部」と形容するが、反日暴動が起こったのは上海や成都重慶、さらには北京といった大都市である。これを以て一部とし、逆に支那反日ではない、というほうが無理がある。辛淑玉は一連の報道を謀略といった風に捉えているが、管理人からしてみれば辛淑玉の無理やりな解釈こそ、何らかの邪な意図を含有した謀略にしか聞こえない。
さらに、佐高信は相変わらずの支那擁護で相槌を打つ。佐高信にとっては原爆投下も支那の主張する「南京大虐殺」も同等の史実であるらしいが、そんなことがあるはずもなく、また管理人は同様のことを以前書いたのでここでは割愛させていただく。

20ページでは、普段どおりの中身のない「2世批判」が続く。フランク王国カール・マルテルからカール大帝の三代を引き合いに出すまでもなく、数代続いて有能な人物が輩出された例は世界史に数多とある。「2世」だから、と批判する彼らの手法は差別としか云い様がない。能力で人を見れていないのはこういったサヨク人士である。
その後は、勝手な妄想とそれに伴うレッテル張りが続くのだがあまりにも幼稚なため割愛させていただく。

更に進んで24ページ。辛淑玉は小泉前首相の靖国参拝を引き合いに出し以下の様に語った。

先日、韓国の政治の中枢にいいる人物と食事をしながら話したとき、韓国では小泉さんの靖国参拝についてどう思っているのですかと聞いたら、大笑いして、本当に日本の政治家はバカだね、って言うの。もうぜんぜん相手にしていないのよね。
今、韓国は、人権をベースにした大国になることによって外からの侵入を防ぎ国家が生き延びる方法を模索しているところだと言うの。だから間違いなく軍隊をなくしていく方向に進むだろう、と。
*2

なんと韓国政府は靖国参拝などどうでもいいと思っているようである。韓国関連の報道を、特に韓国紙からも拾い上げ、稚拙ながら分析を行うことを小欄に於いて生業としている管理人からすればこの「政府高官」の発言はスクープものである。ならば、静かに参拝させてくれ、といいたいのだが、朝鮮民族という民族の体質上それは不可能な話で、辛淑玉に対して述べられた言葉は現実的に実行は不可能なのである。現に国家元首たるノ・ムヒョン大統領からしてあの過剰反応ぶりである。いつになったら『相手にしていな』くなるのか。管理人には見通しが立たない問題であるが韓国政府内ではある程度の期間まで定まっているのだろうか。韓国がそこまで大人になることを管理人は大手を振って歓迎する。管理人の目の黒いうちに実現するかは甚だ不透明であるが。ちなみに、辛淑玉は韓国政府高官の話を鵜呑みにして、参拝するだけ日本が莫迦を見る、と思ってるようであるが、現実的にそうはいっていないことは云うまでもない。小泉前首相の行動で火がついた日本のナショナリズムは健全な形で成長しつつあり、その形の一つが小欄である。辛淑玉の支持者は増えなかったが、批判者は増えてしまったこの現実を辛淑玉は如何に捉えているのであろうか。
また、後半部分、韓国の今後の国家戦略に関しても現実との大きな乖離がある。韓国は自主国防を目指し米韓同盟に頼らない、軍事大国を目指している。軍隊をなくす方向など一切示されていない。むしろ、先日も書いたとおり、ミニイージス艦世宗大王」の進水といい軍拡は進むばかりである。そもそも、現実を知るものは北朝鮮が存在する限り、「人権」での国防など不可能(というか、北朝鮮が滅んでも不可能であろう。これは辛淑玉の妄想であることは云うまでもない)であると弁えている。韓国国防関係者がそこまでの夢想家になったとは管理人も考えていない。さらに、「親日反民族行為ウンタラ法」などという、事後法バリバリな法律を制定し、一部国民の財産を不当に摂取している状態なのに「人権をベースにした大国」など望むべくもないことは云うまでもない。
辛淑玉のいう「韓国」とは彼女の脳内のみでしか再現されない妄想のそれであり、管理人などよりも、韓国民こそがその現実との乖離を知ってるであろう。本当に在日韓国人なのか疑問にすら思う「韓国観」である。


時間がない故に今日はこの程度としたい。
次こそは、人材コンサルタントたる辛淑玉の無能っぷりが露呈した発言を取り上げたいと思う。



よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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*1:というか管理人は一章しか読んでいない。時間の無駄と知っては人間、やろうと思ってもなかなか出来ないものである

*2:同書24ページ。強調等は管理人による