朝日歌壇と報道機関の異常性

恐ろしや やった死んだと 朝日歌壇


今朝の朝日新聞の投稿欄の朝日歌壇を見て思わず上の句が口を突いた。
誰が死んだかは言わずもがなである。松岡前農水相だ。管理人も昨日、氏の自殺を知った際は衝撃を受けたが、件の歌壇に目を通したときほどではなかった。

最も悪質というべきは、


還元水 還らぬ人と なりにけり


であるが、他にも「介錯が遅かった」と安倍首相に全ての責任を転嫁しようとする句や、『欝くしい国』だのと閣僚の自殺までもを政権中傷に持っていこうとする句など人間性を疑わざるをえないものがこれ見よがしに並べられていた。昨日自殺・死亡が確認され一日も経たぬ中、あれだけの「秀作」が集まるとはさすが朝日としか言いようがない。メールでの投稿であったのであろう。情報化社会ここに極まれり、か。

話はそれるが、ネットといえば朝日は2ちゃんねるの一部板(朝日に否定的なそれといっていいであろう)の「弾圧」に精を出している。曰く、匿名性が人の悪意を助長させる云々。
しかしながら、実名を出しながら上のような句が詠め、しかも満天下、公共の器たる(もう誰一人、出す側すら忘れているであろうが)新聞に投稿できる人間のほうが管理人は恐ろしい。もちろん、それを採用する新聞社もだ。無邪気な悪意ほど恐ろしいものはない。
閑話休題


上記にも書いたよう、自殺の責任・原因を安倍首相に求めるものもあった。だが、誰から見てもわかるよう氏の自殺の原因はマスコミ・野党のバッシングではないか。もちろん、それを受ける因を作ったのは松岡氏である。しかしながら、自殺の因を首相に求めるのは甚だ筋違いだ。
バッシングを遠慮しろ、とは言わない。健全な批判は民主主義には欠かせない。

だが、普段、警察の追跡の途上事故などが起こった際、警察の追跡方法に問題はなかったかと問うのがマスコミの常である。そういった姿勢をとるのであれば今回の件に際しては「自分達の追求方法に問題はなかったのか」と自問自答するべきである。初めから結論ありきのそれすらなかった、この件を見るにつけても、報道機関・マスコミの「自身の絶対正義」の思い込み、その傲慢さを知るばかりである。



げに恐ろしや 報道機関



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