外貨を持っては成らぬ〜北朝鮮の新たな風紀取締法

【ソウル25日時事】25日付の韓国紙・東亜日報は消息筋の話として、北朝鮮が22日から国内での外貨の使用を全面的に禁止したと報じた。同紙は米国の制裁などで資金難に陥っている北朝鮮当局が個人の所有する外貨の管理を強化するため、こうした措置を取ったと分析している。
 同筋によると、北朝鮮当局は22日にドルやユーロ、人民元などすべて外貨の使用禁止令を突然発表、即日施行した。これまで平壌など大都市の商店や市場では外貨も幅広く使用できたが、今後は専用の兌換(だかん)券に両替する必要があるという。

北朝鮮で最も力を持つのは、米帝の発券するドルである。それは将軍様も認めるところで、スーパーノートなどの偽造貨幣をもって証明されている。
当然ながら、北朝鮮ウォンは満州では相手になどされない。貨幣とは、それを発行する国家の信用が形となったものであり、青色吐息・国家指導者すら信用しない貨幣を誰が信用し、価値を保証するであろうか。

紙質は悪く、絵柄が描かれており無地でなく、メモ用紙以下の価値しかない紙幣の使用を強要される北朝鮮国民が少々不憫である。北朝鮮が崩壊したとき、とまで言わず、満州から生活必需品を買うのにしたって、ドルやユーロ、人民元が必要なのだ。北朝鮮中流家庭すら圧迫し、生活を困窮させかねない施策である。
もしかしたら、これは新手の外貨囲い込み手段なのかもしれない。


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鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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