山拓記者会見〜共同通信がインタビューしても変わりない結果

山拓、拉致も核も進展なし。当たり前か

 【北京=野口東秀】北朝鮮を訪問していた自民党山崎拓元副総裁は13日、帰国の途中の経由地の北京で記者会見した。山崎氏は宋日昊・日朝国交正常化担当大使と会談したとし、宋大使が「日朝平壌宣言は現在も有効」との認識を示したものの、拉致問題については「解決済み」と述べ、日本の対北朝鮮制裁に強い反発の姿勢を示したことを明らかにした。また、2回目の核実験の可能性について、宋大使は「今後の米国の出方次第」と述べたという。

 山崎氏によると、9日からの平壌滞在中、宋大使ほか複数の高官と会談を重ね、宋大使とは15時間近く会談した。

 拉致問題について宋大使は解決済みとの姿勢を強調、山崎氏が拉致被害者の生存者の早期帰国を求めたのに対し、「まず(横田めぐみさんの)遺骨の返還を強く求める」と述べたという。

 両者は、6カ国協議について「1月後半に予定されている米朝金融制裁協議後、直ちに再開することが望ましい」との点で一致した。

 「日朝平壌宣言」に関し、宋大使は「近い将来、情勢に大きな変化があり、勇気をもって努力すれば道は開ける」と述べたとされる。

 宋大使は、日本の経済制裁について、「(北朝鮮に対し)効果があるものではないが、(北朝鮮に対する)大変な差別で断じて許せない」と強い反発の姿勢を示し、日朝政府間の政府間交渉を「再開する意思はない」と述べたという。

 山崎氏は会見で北朝鮮が2回目の核実験を行う可能性について「他の要人との会談も含めて、実験の予定はないと感じた」と話した。

 山崎氏の訪朝には、自民党田野瀬良太郎副幹事長が同行した。

(2007/01/13 12:46)

昨日、山拓の安否を気遣ったら返事が来た気分である。山拓は無事だったらしい。
さてまぁ、意気込んで行ったはいいが、結果は日本中の予想に違わなかったように思う。俺も今回は流石に外さなかった。
産経の記事を読む限りではあるが、山崎氏は何をしにいったか、まったく見えてこない。
わざわざ、「議員外交」などと大言を吐いて独自の「外交」をしにいったのだ、安倍氏などには云わなかった秘策でもあるのかと思っていた。産経妙風に云えば「男ヤマタク」である。
だが、実際にはなかったのだろう。山崎氏は独自案すらもたず旅立ったようだ。そして宋日昊程度の聞き役に徹しただけだ。これでは平壌に支社を構える共同通信の記者にインタビューをさせ平壌発で報じさせたほうがよかった。いや、普段と云っていることが変わらないため、平壌発ではニュースにもならないだろう。山拓が聞いてきたからこそニュースになるといった程度の発言だ。
山拓が訪朝した外交的には意味は皆無ということだ。政局的な狙いがあると日刊ゲンダイは見ていたがそれについては後述する。

しかし、山拓はこれで満足しているのだろうか?本人は、安部政権の対北朝鮮外交の姿勢を問題視し、対話のチャンネルを開いておく必要があると云って訪朝した。しかし、安倍政権が対話のチャンネルを閉じたことは一度もない。むしろ北から開いたことがないため、北に日本の土俵で開かせようとするのが経済制裁の狙いである。
それをむやみにぶっ壊して、結果はインタビュアーに徹した山拓は見せしめのためにもつるす必要があろう。

そしてここからは山拓訪朝を体を張ってでも阻止しなかった安倍氏側が追及されなければならない。

それにしても

日朝平壌宣言」に関し、宋大使は「近い将来、情勢に大きな変化があり、勇気をもって努力すれば道は開ける」と述べたとされる。

この発言の真意が気になるところだ。近いうちに北朝鮮で政変でもあるのか。それとも米が妥協するのか。はたまた、日本での工作活動が活発化し、日本国内で政変が起こるとでもいうのだろうか。いづれにせよ不気味な「予言」である。
もっとも、こういった「予言」が当たった試しはないが。



山拓訪朝の狙いを推察する……が相変わらずしょうもない日刊ゲンダイ

 訪朝している自民党山崎拓前副総裁はきょう(10日)にも、北朝鮮高官との会談に臨むとみられている。安倍政権は頭越しのスタンドプレーにカンカンだが、山拓がこのタイミングで“バクチ”を打った理由はハッキリしている。ズバリ、安倍政権の終わりが見えてきたからだ。

 それにしても、執拗な山拓叩きだ。塩崎官房長官は「渡航は望ましくない」と言い、安倍首相も「制裁を科していることをよく踏まえてもらいたい」と強い不快感を示した。外務省高官も「北朝鮮包囲網の妨げになる」。官邸筋は「一代議士が行ってどうにかなる段階ではない」と吐き捨てていた。
 小泉前首相の3度目の訪朝の地ならしとの見方もあったが違うようだ。
「ありえない。国交があり、親しい国であれば、代理外交は有効だが、国交がない国は違う。お互いが信じられないからだ。だから、トップ同士でやるしかない。これが小泉の北朝鮮外交の考え方だ」(前首相秘書官の飯島勲氏)
 小泉事務所も山拓の言動にはカンカンなのだ。こうなると、山拓の狙いが何なのか、が気になるところだ。まさかトチ狂ったわけでもないだろうに。



「『北朝鮮に圧力一辺倒ではダメ』という持論もさることながら、政局を考えての行動ですよ。支持率低下の安倍政権を見越して、麻生外相などがうごめきだしている。山崎氏にしてみれば、対北外交で、安倍とは違う政策、対立軸を示し、安倍亜流のような麻生とは違うポスト安倍の流れをつくりたいのです。だから、無謀ともいえる賭けに出たんですよ」
 山拓の周辺はこんな解説をする。そして、「今度の訪朝では別に目立った成果がなくてもいい」と言うのだ。
「山崎の狙いは、北朝鮮問題の本質は拉致よりも核だということをアピールし、そのためには対話が必要だと訴えることです。拉致問題が最優先で、圧力しか頭にない安倍との違いを浮きだたせれば、成功です」(永田町関係者)
 確かに、6カ国協議で袋小路に追い込まれた安倍にはカードがない。与党内には「山崎氏の意欲は買いたい」という声もある。山拓の言動は、ポスト安倍が動き出した何よりの証しだ。

この記事を書いた人間は国民を舐めているのか?
山拓の訪朝に成果がなくても永田町では一定の成果があると言う。
国民はそこまで馬鹿ではない。
失敗した人間を評価する必要も理由もない。

来週辺り、国民の評価が何らかの形で出るだろう。どこかの報道機関なりが世論調査をするはずだ。国民は山拓の姿勢を評価するであろうか?
さぁお立会い、である


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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