北朝鮮拉致外道論調最終章

『さらに、DNA鑑定にたずさわった帝京大学の吉井富夫講師を官房長官発表からほどなく警視庁科学捜査研究所の法医科長に「天上がり」させて囲い込む妙な芝居さえ演じ、ようするに日本政府(警察)と吉井氏が裏取り引きをしたとの疑惑さえまといつかせているのだ。』
こんなことを言っているが、なんと情けない陰謀論であろうか。こんな「証拠」のありまくるようなことを日本政府がすると思うだろうか。
俺が政府高官で鑑定結果が「捏造」ならば、この吉井講師を殺し拉致問題に否定派や北朝鮮系、出来れば総連関係者の犯行に見せかける。日本政府がやるのだ。ごまかしなどいくらでも効く。これが陰謀と言うものだ。こんなのは単純に考えて、この問題できちんとした働きをしたからたまたま「天上がり」となったと考えるべきであろう。どうも、組織内の動きがなかなか分からない北朝鮮を基準に考えているのではないかと思ってしまう。日本のような情報がある程度公開されている国ではこのような「陰謀」は行わないと見るべきではないか。
また、北朝鮮は以前こんな論調を発していたようだ

『「わが国での火葬温度が1200度に達するという点を考慮すれば、横田さんの遺骨ではDNAが検出されることができない」』
火葬について簡単に調べてみたが、何度で焼くのかは分からなかった。
だが、北朝鮮のような燃料不足の国で果たして1200度までだすほどの余裕があるのか。そもそも、火葬の際1200度まであげる必要があるのだろうか。
1200度と言えば、金属は溶ける。瓦は焼ける。
そのような温度である。
それにしても、この論調一つ取っても「反省」なる感情はどこにもないのであろう。昨日と同じ事を言っている気もするが。

話を総連の論調に戻そう
『誠意を欠落させた者の弄ぶ「誠意」ほど醜悪なものはない。とにかく、彼らは「誠意」の連呼により何かを期待しているのだ。』
これはまさに日本が北朝鮮に言うべき言葉だ。そんなものをよくも日本側に投げかけれると思う。国家としての形すらなさなくなった北朝鮮ならではだろうか。
そしてまた日米の協力体勢を批難する。そのような命乞いは聞かないと言っているだろうが。今アメ公から離れれば、中共に侵略される。その場合、どちらがより『桎梏』かは言わずもがなだ。
拉致問題解決を、口とは裏腹、しきりに背後へ放り投げているような格好である。』
こうは言うが、その『しきりに背後へ放り投げているような格好』の論拠はどこにも見当たらない。なんともあほらしい論調だ。最初からではあるが。
『佐藤勝巳会長は「北朝鮮に対抗するため日本は核武装すべきだ」と公言し、自身の主宰する月刊誌『現代コリア』などを使いしきりに「(日本および日本国民は)戦争を恐れてはならない、核ミサイルを持て」と煽動する。』
当然であろう。「交渉」の相手は、共同宣言に反し核兵器を開発し、つい最近も弾道ミサイルを玩ぶ。そのような相手に自衛手段としての核兵器は当然ではないか。そもそも、東アジアに中共北朝鮮しか核保有国がないのがパワーバランスを著しく欠いているのだ。
『なぜかくもいびつな形になったのか。佐藤勝巳氏の歩みに焦点をあてると原因を推定できるのではないか。彼はもともと北朝鮮憎悪の感情を強く抱き反北朝鮮運動を進めていた。で、そんな彼がたまたま90年代末に拉致問題と出合った。拉致問題は、佐藤氏本人の発言(レポートなど)によれば、たちまち彼独自の憎悪を、佐藤氏の強調する「黒い喜び」を肥大化させてくれたようなのだ。いずれにしろ初めに対北朝鮮憎悪や蔑視ありき。とすれば、〝拉致〟の運動は地を現わしただけといえなくもない。』
昨日も書いたとおりだ。こいつらの、総連などの圧力で反北朝鮮を主張する人々しか、拉致の事実は知れなかったのだ。そのような事実を無視し、まるで、
「黒い喜び」が拉致を捏造した。
とでも言いたそうな論調だ。やはりどこにも「誠意」などはない。
『そこには被害者の涙がもうない。』
最後に言おう。
被害者に涙を流させ、ましてその涙を踏みにじってきたのはお前らだ!!!!

明日以降は、NHK・三越売国ネタや韓国議員トンデモ発言を紹介しよう