ネタがないからと云って朝日に頼る悪癖は改めようと思う
と、タイトルでは宣言したもののなかなかこれが難しい。なんといっても相手は天下の朝日新聞である。ネタの出ること出ること。そんなわけでタイトルに反し今日も朝日新聞のお世話になろうと思う。
日課として、朝日の社説と投書はほぼ毎日目を通すのだが、今日も今日とて久間氏への批判が二件、しかも同じテンプレに沿って書いたとしか思えない代物がきていた。以前書いた通りなのだが、こういうところは出来る限り多岐にわたる意見を載せるべき場所なのではと思う。しかしながら、政治系の投稿に関して、自民党や政府を支持するような投稿は、それに反対する投稿に比べとても少ない。今回の久間氏に関しても、似たり寄ったりな投稿ばかりが並んでいる。
内容を掻い摘むと、
【選挙優先した久間氏の辞任】なるタイトルの投稿では、久間氏が参院選への影響のみで辞任したのであり真の反省はしていない、という批判がなされていた。といっても、報道機関は報道機関で、「参院選への影響は必死」と騒ぎたて、野党連中はここぞとばかりに「参院選の争点に」と金切り声を上げた。久間氏が参院選を理由に辞職したことは否定しないが、小欄に於いてすでに書いたように、野党も報道機関も自民党・久間氏と同じレベルで騒いでいるのである。それを無視し、騒ぎ立てた張本人の一である朝日にこのような趣旨の投稿をするとは、この投稿を書いた大原逸夫氏はよほどのニヒリストなのであろうか。
二つ目、【危うい動きは憲法で歯止め】も似たり寄ったりである。久間氏の辞職を選挙の為のそれといい、小池百合子氏の起用も火消しのため、と非難している。久間氏が辞任し、大臣椅子に穴のあいたまま国政が出来るはずも無く、早急な起用は不可欠であると管理人は思うのだが、どうしろと云うのだろうか？小池氏の起用を人気取り、と勝手に位置づけそういった主張を行う(当然朝日新聞もその一味)のは勝手だが、浅はかに過ぎる。更に橋本美津子女史は、『私は原爆の投下は犯罪だと思っている』と主張なさっているが「犯罪」というからにはその法的根拠はなんなのか。まさか、「私」が「犯罪」と思えばそうなるとでも思っているのか。恐ろしい方である。云うまでもないが、当時原爆の使用を禁ずる国際法は無い。非戦闘員への攻撃、という点で「戦争犯罪」であるが、原爆投下そのものの罪は問えない。以前書いたとおりである。
さらに、両者の投稿では同じように「核軍縮」には「憲法九条が不可欠」という根拠不明な主張が載せられている。これでは、「憲法九条」を有しない他の全ての国は核軍縮の主張が出来ないことになるのだが、この投稿をした両者及び、一定の理解を示した朝日新聞はいったい何を考えているのか。橋本美津子女史に至っては勝手に「犯罪」扱いをしている。新聞社として由々しき問題だと思うのだがどうであろうか。個人が対象の主張であれば確実に名誉毀損である。
決まりきったテンプレ通りの内容の無い投稿に一面をさくのであれば、そのような欄は消したほうがいい。管理人のネタ帳が一つ消えるのは残念であるが、環境のため、と思えば耐えられないこともない。
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鬱々日記〜特定アジア３面記事編
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