建軍75周年という欺瞞〜北朝鮮軍事パレードの常識

 【ソウル=福島恭二】朝鮮中央通信などによると、朝鮮人民軍の創建75年を記念する軍事パレードが25日、平壌金日成広場で行われた。

 軍最高司令官を兼ねる金正日キム・ジョンイル)総書記が閲兵した。

 北朝鮮の軍事パレードは2005年10月の朝鮮労働党創立60年を記念して行われて以来、約1年半ぶり。

 パレードでは「ロケット縦隊」も行進し、ミサイルが公開された。韓国メディアによると、4種類48基で、新型の弾道ミサイルが含まれていたかどうかは確認されていないという。北朝鮮が軍事パレードでミサイルを公開したのは、1992年の創建60周年記念以来15年ぶりで、自国の軍事力を内外に誇示する狙いがあるとみられる。

 演説に立った金格植(キム・ギョクシク)人民軍総参謀長は、「米国が我々の自主権と生存権を少しでも侵害するなら、一挙に撃滅、掃討し、祖国統一という歴史的偉業を成し遂げる」と述べた。

(2007年4月25日20時26分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20070425i112.htm

北がいくら軍事パレードを行おうと、それは張子の虎を見せ付けるだけであって、平和ボケした日本人にすらダメージは少ない*1のでどうでもいいことであるのだが、今回は舐められることを恐れたのか初登場の兵器が多いらしく好事家を満足させている。
なんて不謹慎なことを書いたが、管理人としてはあれほどでもパレードをするような燃料があったのかと驚いてしまった。やはり支共からそれなりの石油は供給されてるのであろうし、また、韓国などの石油支援を取らぬ狸の皮算用で期待しているのであろうと思われる。まぁ、韓国など、戦争となれば支援した石油を燃料に動く戦車なりなんなりで攻撃されるのであろうが、それでも支援するというのはお笑い種である。もっとも、日本もそのとばっちりを食らう、というか場合によっては韓国よりも攻撃を食らいかねないので迷惑千万な話ではあるが。
さて、今回初登場の短距離弾道ミサイルは、射程からして韓国向けでしかない。「ソウルを火の海にする」以来、北朝鮮は韓国への侵攻を諦めたことはなく、虎視眈々と狙っている。最悪、核兵器を砲兵の砲と同じ目的で使用する可能性すら考えられるのである。
韓国は、その精強な軍事政権下の国家から日本以上の平和ボケ、そして勘違い国家に成り下がった。政権は北を友、日米を仮想的と見、新聞は日本と北朝鮮を敵とする。何のことは無い。強かな半島南部の国家は感情的となり、二正面同時作戦すら辞さないと考える莫迦な国家になってしまったのである。
そのことをこの軍事パレードで韓国民は気付くべきなのだが、管理人の望みは非現実的であるらしい。


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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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*1:平和ボケしすぎていて、軍事パレードの意味が理解できないということもあろうが