広がりつつあるのか?仏政界大物から北京五輪ボイコットの声

3月22日7時0分配信 時事通信


 【パリ21日時事】フランスで、ダルフール地方の紛争で国際的非難を浴びているスーダンと、同国に対する国連制裁を妨げている中国に対する批判が高まっている。次期大統領の有力候補からは、2008年北京五輪のボイコットを求める声まで上がり始めた。
 パリで20日ダルフール問題解決を目指す民間団体主催の会議が開かれ、シラク大統領は国連部隊の展開に消極的なスーダンへの制裁を主張。これまで以上に踏み込んで同国を批判した。
 これに関連し、次期大統領候補のバイル元教育相(仏民主連合)は「中国が安保理決議に反対するなら、五輪をボイコットすべきだ」と明言。ロワイヤル元環境相社会党)も「北京五輪を利用して(中国に)圧力を掛けるべきだ」と強調した。 

最終更新:3月22日7時0分

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070322-00000018-jij-int

これは中共の内政問題への批判というよりは仏と中共のアフリカ利権の衝突による非常に政治色の強いものである。そこまで評価の出来るものではない。仏(仏に限らず欧州各国は多かれ少なかれだが)は今でもアフリカ利権に強い関心を示しており、日本と違って自国の利権のためには圧力も辞さない。自国内の海底資源にすら弱気の日本は、欧州各国から見れば奇異と云うよりも無能と映るであろう。
おそらくは、中共への武器輸出などの絡みもあるだろうし、そこまで本気ではない。あくまで手段である。だが、中共が屈しなければボイコットもありえる。云っておいて実行しないのはもっとも忌避すべき行為だからだ。
日本政府もこの姿勢を少しだけでも見習ってほしいものだ。日本こそ、利害関係からも人権問題などの観点からも真っ先にボイコットを示唆すべき立場にある。世界は日本がそういった主張をしないのを「東洋の神秘」などと思っているかもしれない。それか宗主国と属国の関係だろうか?
どっちにせよ気分のいいものではない。強硬姿勢から妥協点を見出すのが外交の常道である。手札を腐らさないことだ。

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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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