筑紫センセイ分かりません!〜久々の多事論争だが相変わらずですね

今日は久々に筑紫センセイを、しかも二本取り上げてみようと思う。どちらとも「従軍慰安婦」に関する多事論争であるが、さすがサヨクの急先鋒たる週刊金曜日の主要メンバーの一人筑紫センセイと思わされる発言がそろっている。ま、読んでいただこうと思うが、センセイ、「従軍慰安婦」など未だに使っているとお里が知れますよ。

もういい加減にしてほしい、忘れたい、と過去のことについてそれが古傷であればあるほど人は思うわけでありますけれども、しかし、過去のことが現在とは無関係ではないし、その過去に現在どう取り組むかが未来を決めるということがあります。

実は従軍慰安婦の問題がアメリカの下院でずっと取り上げられておりまして、それに関連して安倍総理がこのところ発言したことが波紋を呼んでおります。

つまり、従軍慰安婦については実は河野官房長官、当時の官房長官が1993年に官房長官談話という一種の統一見解を出しております、今の衆院議長でありますが。しかし、安倍さんの今日の国会の答弁、あるいはその前の官邸での言葉を聞いておりますと、官房長官談話を継承すると一方では言っておりますが、内容は相当にそこから違っております。一番のポイントはどこまで軍、日本政府が関係するわけでありますが、それが強制的にこういうことをやったのかという強制性の問題であります。

今日の答弁では、その強制には広いのと狭いのと両方あると。官憲が直接出かけて行って強制連行するという、そういうことはなかったのだから、狭い意味での強制性はないのだと。だたし、業者にそういうことをやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いていても分からない説明であります。

これが対外的に日本政府の立場を理解してもらうというのですが、どうやって理解ができるのかどうか。それは私は過去というものは本当にどの国でもいろんな古傷がありますけれども、それに歴史を直視するかどうか、そのことが大事だと思います。官房長官談話にもその言葉がありました。これを継承してほしいものです。

http://www.tbs.co.jp/news23/onair/taji/s070305.html

まずは一本目。
忘れてほしいとかそのような問題ではない。これは国家間の問題であり、大事なのは条約など機械的なものである。そういった感情の介在する余地はない。ここを履き違えているため筑紫センセイは一貫してわけの分からないことを述べている。

だたし、業者にそういうことをやらせたことに強制性があるという、まあ日本人が聞いていても分からない説明であります。

とあるが分からないのはたぶん筑紫センセイぐらいだ。この手の問題を論じる人間はこの点がわかっていないとモグリ、と云うか蚊帳の外なのだが筑紫センセイは必死に食らい付いてくる。その姿勢だけは買いたい。莫迦を晒しているだけなのだが。
と云うか、筑紫センセイの云っていること、云いたいことが『分からない』のだがどうしようか。
俺も歴史は直視すべきだと思う。それがたとえ筑紫センセイが、朝鮮人などが昔から信じてきた「歴史」と違ってもである。この点は河野談話を否定しても引き継がれるべきだ。

日本が戦争に敗れて占領下に置かれやがて独立し、そして今、私たちの戦後のいわば基礎を築いた指導者は吉田茂という総理大臣でありますが、その吉田さんが、日本がなぜ近代化にこんなに成功したかについて書いた論文で「日本を決定した100年」という論文があります。

その中で吉田さんが書いていることの大変面白いと思うのは、日本が開国を迫られた時、あるいは占領下に置かれた時、相手がすべて正しいとは思わなかったけれども、相手の美点を認めそして立派な文明を持っているということを認めた。つまり、日本は「よき敗者」=「グッド・ルーザー」であったと。そのことを日本の発展の1つの理由にしております。

慰安婦問題でニュースで報じられているようなことが続いておりますけれども、仮に、軍の強制が直接であったか間接であったか、あるいは狭義の、あるいは広義の強制があったかという、そういう議論をいくらしても、慰安所があって、慰安婦というものが存在したということは消えません。こういう事をくどくどと説明して、どれほどの意味があるんだろうかと思います。

しかも河野談話というのでこの事に1つの終止符を打ったはずなのに、さらにこういう議論を蒸し返すという事がどういう日本の国益になるのか、今後の外交やいろんな日米関係を含めて何の得があるんだろうかと私は思います。

それよりも、いわばいろいろ言いたいことはあっても「よき敗者」、吉田さんもよくよき敗者になるという事の方が、安倍さんは生産的でないと言っておりますが、その方がよほど生産的ではないでしょうか。

ちなみにこの吉田茂のお孫さんが麻生外務大臣であります。麻生さんはどう思われるんでしょう。

http://www.tbs.co.jp/news23/onair/taji/s070308.html

吉田茂も、最初から、敗者たれ、などといった趣旨で云ったわけではないと思うが筑紫センセイ、どうであろうか?麻生外相などの前に吉田茂は筑紫センセイにこのような引用、と云うか誤用をされるとは思っても見なかったであろう。
このような、間違いを全面的に認めろなどと云う主張の根幹になるなどとは。
基本的に筑紫センセイの主張は負け犬根性で占められている。
慰安婦決議を受け入れれば開国したときのように日本の国益に成るわけではない。
「謝って済む問題ではない」
と云うことだけは嫌というほど学んだが、益はその程度であった。

あと、筑紫センセイ。慰安所の存在は別に問題でもなんでもありませんよ



よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編



ブログランキング

ブログランキング・カテゴリ

マイプロフィール

ブログランキング・にほんブログ村へ

この記事を気に入ればくりっくしてくださいです・・・
ランキング参戦中。協力していただければ幸いです。


キッズgooはじかれサイト同盟
当ブログは残念ながらキッズgooからは検索できません。

http://ping.blogmura.com/xmlrpc/rj3itsue3ocl