知県の県民性といえば、「いごっそう」で知られるよう、剛毅な酒飲みといったイメージである。ちなみに女性は「はちきん」と云われる。
高知生まれであるが育ちではない俺としては、高知にはある種の憧れがあり、また愛して止まない土地である。
その高知県高知市議である島崎利幸市議が痛快なことを云ってくれた。記事*1などには発言の全文がないため引用は控えるが、曰く、
社民党の福島さんたちが、機械のさびたきった、子供の産めないおばさん連中引き連れて審議拒否をして騒いでいる」
といったものであった。
市議は結果として発言を撤回したようだが、俺はこの発言を支持する。
氏は、発言の後のインタビューでも語っているよういごっそうである。失言ともつかない言葉尻を捉えて審議拒否の名の下にサボりを敢行する野党連中、特にキンキン声で騒ぎ立てる社民党に不快な思いを抱いていたのであろう。
「機械のさびた……」という発言は柳沢氏の発言を微妙に歪曲しつつ、審議拒否と街頭での大臣罷免活動に勤しむ野党連を揶揄してのものであろう。云いえて妙である。
それにしても、この発言に対する福島みずほの反論がまた面白い。いや、国会議員がこのような頓珍漢な反論をしているのは嘆くべきか。
「(島崎市議は)女性はみんな機械で、ものを言ったり、抗議をしたりしてはいけないと思っているのではないか。国会であれ、地方議会であれ、こういう発言を許してはいけない」
だそうである。またしても「さびた」といった言葉尻のみを論い、あろうことか、『女性はみんな機械で、ものを言ったり、抗議をしたりしてはいけないと思っているのではないか』と勝手な憶測で謝罪を求めている。
事の本質はそこではない。
島崎市議の批判は結局福島みずほに届くことなく消えてしまった。氏は臆することなく、福島みずほからの反論を要求すべきではなかったか。矛を収めるには早すぎだ。


では今日も行きましょうか