さすがは日教組、やることが違う〜北海道教組、イジメ調査アンケート配布拒否

 北海道教職員組合(北教組、中山和則委員長)が、道教育委員会が小中高校を対象に実施したいじめの実態調査に関し、アンケート回収や教員向けアンケートへの回答に協力しないよう組合員に指示していたことが24日、分かった。

 このため小樽市では、一部の学校で校長らがアンケート用紙を配布、回収した。北教組は「いじめへの対応は日々現場で取り組んでいる。過去にさかのぼって一斉調査する必要はない」と説明している。

 調査は滝川市の小学6年の女児がいじめを苦に自殺した問題を受け、道教委が昨年12月に実施した。道内の小中高生ら約46万人を対象に、いじめられた経験などについて聞いた。

 北教組は、アンケート用紙の配布前に道教委に反対を表明。アンケートが配布されると全道21支部を通じ協力しないよう指示した。

 小樽市教委によると、同市では教員の一部がアンケート用紙の配布、回収を拒否。小学校27校のうち14校、中学校14校のうち8校で校長や教頭が代行するケースがあった。また、小中校教員用アンケートの回収率は約3割だった。

 道教委は「調査はいじめの防止や早期発見が目的。一部の教員の理解が得られなかったのは遺憾」と話している。

(2007/01/24 15:14)

平日の勤務時間帯になぜか国会の前でシュプレヒコールをあげれる団体はやはり一味も二味も違うものだ。
日教組のHPを久々に覗いてみた。
イジメ自殺は最近鳴りを潜めたが、いじめがなくなったわけではない。それは現場にいる教員たちが何より知っているはずだ。
それなのに、サイトに踊るのは「教育基本法改悪反対」である。そして本業のイジメ対策への言及はぱっと見、たったの一件。

  • 子どもたちの生命を守るためのとりくみを

 今、子どもたちから「助けてほしい」というメッセージがさまざまなかたちで発せられるなか、わたしたちは、目の前にいる子どもたち一人ひとりにじっくりと向き合い、声を聴き、寄り添っていくといった姿勢が大切です。
「いじめは絶対にいけない」ということを発信し、
「いじめによって命を絶つようなことをしてはいけない」
ということを伝えていかなければなりません。
 私たちは、子どもをこのように追い込んでしまった学校という場を見直すとともに、子どもたちの声を聴き、真摯に対応しなければなりません。
 森越委員長が、子どもたち一人ひとりに「たったひとつの生命(いのち)を大切にしてほしい」という思いをこめて、メッセージ「生きるのがつらくなっているあなたへ」を発信しました。
 そして、教職員へのメッセージ「学校で働くなかまのみなさんへ」も発信しました。

だけである。

「いじめは絶対にいけない」ということを発信し、
「いじめによって命を絶つようなことをしてはいけない」
ということを伝えていかなければなりません。

とあるが、ならばトップ画面で発信しろよ、と言いたい。

そして今回の拒否である。

 このため小樽市では、一部の学校で校長らがアンケート用紙を配布、回収した。北教組は「いじめへの対応は日々現場で取り組んでいる。過去にさかのぼって一斉調査する必要はない」と説明している。
(北海道教組、いじめ調査協力拒否 組合員に指示/産経)

だそうだが、このHPを見る限り、とても取り組んでいるようには見えない。いや、現場の教員は多かれ少なかれ取り組んでいるであろう。学生の俺もそれは感じる。だが、本気で取り組もうとしている気配のない日教組が頭越しにこのよう「命令」を出すのはいかがなものか。とても筋の通った話ではない。

これは単純に教育委員会への反発・組合発言力教化を狙った、「合(あい)利合略」としか考えられない。
「休憩室」という時事漫画欄にはなぜか、イラク戦争批判が踊る。ご丁寧に戦死者の靴が増えていくと言うフラッシュ演出付だ。
政治結社としての面目躍如である。
本当の、生徒のための教員組合ならば、たとえいけ好かない教育委員会からの要請でも受けるべきだ。




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鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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