中共の空母保有本格化。日本はしかと覚悟せよ!〜露から輸入のワリヤーグに続き自国建造も現実化

テクノバーン】(2006/11/21 01:19)中国海軍が近く、ロシアの技術支援の元で航空母艦を建造する可能性が高まってきた。

軍事専門誌「ジェーンズ・ディフェンス・ウィークリー」は昨年12月、中国がウクライナから購入した旧ロシア海軍の空母ワリヤーグの船体を中国海軍の正規船と同系色に塗り替え、船体の改修作業が最終段階に入ったと報道。

また、同誌は、中国はワリヤーグの船体構造を詳しく調査すると同時にロシアから空母建造に係わる専門家を招待して技術支援を受けていると報道。これらの事実から判断して中国はワリヤーグを見本にして同じ形式の空母の新規建造を計画しているのではないかと推測していた。

先月末には、中国がロシアから空母搭載用にスホーイ33の購入契約を結んだことが報じられるなど、中国が空母を中核とした本格的な近代海軍の整備に乗り出す可能性がより一層、真実味を帯びてきた格好だ。

スホーイ33は、ロシアがスホーイ27型戦闘機をワリヤーグと同系のクズネツォフに搭載するために改造が施したクズネツォフ級空母専用の艦載機となる。そのため、スホーイ33に関しては改装中のワリヤーグに搭載されるのではないかとみられている。

中国系の軍事技術専門誌「SinoDefence.com」によると今回のスホーイ33の購入予算は約25億ドル(約2925億円)。2007〜2008年を納品をメドに今回発注分を含めて最大50機のスホーイ33の購入を計画しているとしていると報じていた(クズネツォフにはスホーイ33を20機搭載することができるために、50機は空母約2隻分となる)。


ワリヤーグは1992年にウクライナから総額3000万ドル(2000万ドルが買い付け費用、1000万ドルが香港までの輸送費用)で香港系の中国企業が購入。購入時の状態はほとんどスクラップ同然のものだった。その後、ワリヤーグの所有権は直ぐにこの香港系企業から中国政府に移された。ワリヤーグの買い付けを行った香港系の企業は、買い付けに当たって洋上ホテルに利用するとの考えを示していたが、この企業はそれまで観光事業などを行った経験はまったくなく実際は中国政府のダミー会社だったのではないかとする見方も広がっている。所有権が中国政府に移された後、ワリヤーグは2002年に中国の大連港に移送されて改修工事が進めれていた。2005年5月以降は乾ドックに移されて作業が進めれらいることが確認されている。写真上は2005年頃に撮影されたワリヤーグの模様。写真下は同系艦のロシア海軍の空母クズネツォフ。クズネツォフ型空母は1番艦がクズネツォフ。2番艦がワリヤーグとなる。クズネツォフに関してはまだ、尚、現役の空母してロシア海軍での任務についている。

ついに中共海軍の野望が本格味を帯びてきました。
以前、民主党の前原氏などまでが指摘した「中共脅威論」。これを打ち消すためにマスゴミや外務省チャイナスクール中共の指示を受けたのか躍起になっておりました。その際、朝日新聞で外務省関係者だかの話として載っていた言葉を俺は今でも忘れません。
「脅威、脅威と云うが、脅威とは侵攻能力と意思の二つがそろわなければ脅威とはいえない」
すでに何年も前から配備されている核弾頭装備の弾道ミサイルが日本に向けられている状態でどの口が「能力と意思がない」とのたまわるのかとそのときは呆れてしまいましたが、空母就役・実戦配備となればもうこんなことも云ってられないでしょう。空母はまさに「能力と意思」の象徴と云えます。養生補給能力さえあれば、世界中で自国の戦闘機・攻撃機・哨戒機を発艦させ運用することが可能です。
さらに問題なのは、中共が2隻目以降の建造も視野に入れていることです。
今回、中共で就役間近と見られるワリヤーグは通常動力・スキージャンプ式の離陸方法をとっている艦ですが、ウェキペディア「アドミラル・グズネツォフ」の項によりますと、ソ連はグズネツォフ建造当時から原子力動力・蒸気カタパルト装備の艦を建造する能力があったとされています。当時あったのもが、今ないとは考えられません。

中国はワリヤーグの船体構造を詳しく調査すると同時にロシアから空母建造に係わる専門家を招待して技術支援を受けていると報道。

とあるところを見ますと、中共が建造するであろう空母は原子力動力で蒸気カタパルトを装備した米海軍並みの艦である可能性は棄てきれません。いや、その可能性が大であるというべきでしょう。
また、同項によりますと、グズネツォフ級の空母は

本艦が公試中に旧ソ連が発表したところによると、最大で約60機(固定翼機48機、回転翼機12機)搭載可能であり、52機(Su-33艦上戦闘機×18機、MiG-29K艦上戦闘機×18機、Yak-44E早期警戒機×4機、Ka-27哨戒ヘリコプター×12機)の運用が想定されていた。

と、さらにミグが20機近く運用可能なようです。スホイ33の購入台数からも分かるよう、中共保有を目指している空母数は最低で2隻、現実的には3隻以上でああることは間違いありません(空母は最低3隻なければ実戦を企図した運用が出来ない)。
空母の竣工には起工から最低で3年は掛かります。また、空母を運用するための訓練にも多大なる時間が掛かるといわれています。もっとも、運用への訓練はロシアのグズネツォフを使用する、離着陸の訓練も飛行甲板を地上に再現する等、様々な方策が考えられますが。
日本は、この猶予期間でどうにか中共に対抗する策を練り、実行しなければなりません。一つ挙げるとすれば、退役が近いと目されるキティホークなど米通常動力空母を借りる、購入するなどをし時間を稼ぎつつ、日本も空母を建造する、という手があります。
しかし、その前にやることはこういった中共の際限ない軍拡を報道させ、国民一人ひとりがきちんとした危機感を持つようにすることでしょうか。今日も朝日の社説には「日中首脳会談」と題され、蜜月関係を気付きつつあるように書かれていましたが、俺には安倍首相が中共にやり込められているように見えて成りません。記事内で「友好」の象徴として「東シナ海海底油田」の共同開発が挙げられていましたが、すでに中共は日本の主張する中間線の自国側(と云っても、中共の開発している油田は日本側にも続いていると見られている)の油田の採掘を開始したとすら伝えられています。まさか、残る日本側の油田の「共同開発」をもって「友好」などと云うのでしょうか?
安倍首相。中共の脅威を認識しておられますか?


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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