佐藤栄作にノーベル平和賞はミス?いや、それより自国の金大……

核兵器は作らず、持たず、持ち込ませず」。 日本が非核3原則を打ち出したのは佐藤栄作首相時代だった。 世界唯一の被爆国である日本が核武装はもちろん、核が自国領土を経由していくことも容認しないと自ら明らかにしたのだ。 佐藤はその功績で74年、ノーベル平和賞を受けた。

しかし後の歴史は、非核3原則に数え切れないほどの多くの疑問符を付ける。 日本外務省が「わが国の外交政策大綱」という極秘報告書を作成したのも佐藤再任期の69年だった。 核心幹部6人が半年間にわたり討論を繰り返した結果物はこうだった。 「当面核兵器保有しない政策はとるが、核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャル(能力)は常に保持する」。再処理工場の建設や莫大な量のプルトニウム保有など、日本の原子力政策は当時の報告書提案を実践に移したも同然だ。

佐藤のノーベル賞受賞も俎上に載せられた。 ノルウェーノーベル平和賞委員会は2001年発刊した『ノーベル平和賞 平和への百年』で、佐藤の二重的態度を指摘した。 著者の一人は「佐藤を受賞者に選定したのはノーベル賞委員会が犯した最大のミス」とも語った。 佐藤は安倍晋三現首相の大叔父でもある。

日本最大級の港である神戸への寄港を米国の軍艦が中断したのは75年からだ。 神戸市当局が自主的に神戸港に入るあらゆる軍用艦船に対し、核兵器を積んでいないという「非核証明書」の提出を義務づけたからだ。 これは非核3原則の風化現象を逆説的に見せる事例だ。 横須賀や沖縄など他の港に核兵器を積んだ船が出入りした事例が少なくないというのは、今では秘密でもない。 非核3原則は破られ、非核2.5原則だけが残ったという言葉は、政治学者やメディア関係者が私的な席で頻繁に使う言葉だ。

日本執権党の政策責任者である中川昭一政調会長核武装議論を促す発言を繰り返している。 安倍首相は「非核3原則に変わりはない」としながらも「議論さえできないのはおかしい」と言って中川をの肩を持った。 日本は決心さえすれば3−6カ月で核兵器を作ることができるという。もちろん米国がこれを歓迎していないうえ、国内世論も反対が多い。 しかし北朝鮮の核保有が既定事実化されれば雰囲気が変わることも考えられる。 北朝鮮の核が自衛手段どころか、もっと大きな脅威を自ら招くブーメランになりうるということだ。

イェ栄俊(イェ・ヨンジュン)東京特派員


2006.11.19 16:56:35

自分のところが核開発してたのは頬かむりして日本の批判とはいい気なもんです。ばれてヤンキーにこっぴどくしかられたんですよね。韓国は
と云いますか、佐藤栄作よりも金大中でしょう。中央日報なんかは反左翼・反ノムヒョンですから金大中にも批判的なんですが、さすがに韓国唯一のノーベル賞を批判することはできませんでしたか。やっぱ「ノーベル症」なんですかね。
金大中ノーベル平和賞欲しさに北朝鮮将軍様との会談に躍起になってどっかの財閥(鄭氏が仕切ってるあれ。三星?現代だったか?)に北朝鮮に裏金渡させてたんですから。
1993年の核危機の不完全解決と同じくらいの外交的失敗ですよ。南北首脳会談。
それに、「非核三原則」なんて国防を一方的に制限する汚い自己満足で国民を滅ぼしちゃ成りませんからね。佐藤栄作は流石と云いましょうか。ちゃーんとその辺は考えてたんだなー、と感心いたしました。
ノーベル平和賞はいかがわしいですからねー。なんと云うか、その時点では成功っぽくても数年したら失敗だったみたいなのがいっぱいありますし。それを考えたら、佐藤栄作ぐらいまだマシだったんじゃないかと。
少なくとも、北朝鮮核武装を「理解できる」とのたまった大統領を後継者にした大統領よりはね。

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鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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