南北朝鮮の蜜月関係〜スパイ事件から北から韓国への要請まで

韓国左翼政党・民主労働党幹部、スパイ行為で国家情報院に逮捕される

【ソウル=池田元博】韓国で野党幹部らによる北朝鮮スパイ疑惑事件が発覚し、政界を揺さぶっている。逮捕された幹部らは学生時代の民主化運動出身者で、政権や与党関係者とも太いパイプがあるとされているためだ。北朝鮮の核実験強行を受け、韓国政界は南北融和政策を継続すべきか否かを巡って大揺れとなっているが、スパイ疑惑の表面化で新たな火種を抱えた格好だ。

 情報機関の国家情報院と検察当局はこのほど、野党第3党である民主労働党の幹部ら5人を国家保安法違反容疑で逮捕・拘束した。野党幹部らは「一心会」と呼ばれる秘密組織を結成し、北朝鮮工作員に機密情報などを提供していた疑いがもたれている。 (07:00)

【ソウル=久保田るり子親北朝鮮で知られ韓国では唯一の社会主義政党民主労働党の幹部らが北朝鮮のスパイ容疑で逮捕され、韓国社会に衝撃が走っている。学生運動出身で逮捕歴があるが、金大中盧武鉉両政権下で“名誉回復”を果たし、補償金まで受け取っていた。幹部らは与野党のほか、青瓦台(大統領府)にも太い人脈を持っており、国家機密漏えいの容疑がかかっている。活動家出身の民主化勢力が多い盧政権だけに政界を巻き込んだ“スパイ事件”への拡大も懸念されている。

 26日、国家保安法違反容疑で逮捕されたのはイ・ジョンフン民主労働党前中央委員(42)とチェ・ギヨン同党事務副総長(40)。2人は今年3月、中国・北京で北朝鮮工作員接触、韓国政界情報を流したとみられる。

 韓国メディアによると、2人の自宅などから隠語で書かれた北朝鮮への報告書などが見つかっており、スパイ教育を受けた疑いも持たれている。同事件では2人を含む計5人が逮捕されており、主犯格とみられる人物は1980年代末から北朝鮮でスパイ教育を受け、朝鮮労働党に入党していた。

(10/28 01:07)


非常に、韓国らしいニュースです。
基本的なことを云っておきますと、韓国は1980年代の民主化闘争のさい、民主化運動への北のスパイの潜入を許してしまい、結果として、金大中からの民主化政権には北のスパイが大量に食い込んでいるといわれています。そもそも、金大中自身が、民主化闘争の際、北に助けられたなどという話もあり、全体として北よりであることは否めません。

学生運動出身で逮捕歴があるが、金大中盧武鉉両政権下で“名誉回復”を果たし、補償金まで受け取っていた。幹部らは与野党のほか、青瓦台(大統領府)にも太い人脈を持っており、国家機密漏えいの容疑がかかっている。活動家出身の民主化勢力が多い盧政権だけに政界を巻き込んだ“スパイ事件”への拡大も懸念されている。

と産経にあるとおりなのです。

さて、そのような中、北朝鮮のスパイが逮捕された、というのは俺には逮捕された人々はスケープゴートにされたな、と思えて仕方ありません。
韓国における最大のスパイはノ酋長なのですからw
北朝鮮に傾く国際世論の中、親北朝鮮を貫きたい韓国政府、ノ政権は形だけでも北朝鮮とは立場を異にするという姿勢を見せたいのでしょう。
そして、このスパイ事件にはまだまだ続きがありそうなのです。



そして訪朝へ〜渦中の民主労働党、明日31日訪朝。統一部が許可

1:死にかけ自営業φ ★ :2006/10/30(月) 18:43:39 ID:???
【ソウル30日聯合】
民主労働党指導部が朝鮮社会民主党招請で31日から北朝鮮訪問を計画していることに関連し、国家情報院は反対の姿勢を示したが、統一部は検討を重ねた結果、最終的にこれを容認した。

関係当局が30日に明らかにしたところによると、国家情報院は先週、訪朝承認を主管する統一部が同党の訪朝計画について意見を求めたところ、「適切ではないと判断される」と反対する意向を示した。
北朝鮮の核実験以降、複雑な国内外の情勢を踏まえたものとされる。
国家情報院と検察が北朝鮮工作員との接触容疑で逮捕された民主労働党の元中央委員らに関する捜査が進められている状況なだけに、訪朝の是非は議論に発展しそうだ。

また、統一部は法務部にも意見を求めたが、法務部側は、訪朝申請者に国家保安法違反で処罰された前歴で保安観察対象者が含まれているため、一部には訪朝を不許可とすべきだとの立場を示したという。

統一部側は、訪朝を規制する法的問題は何らないとして最終的に承認を決定、訪朝団が北京に向け出国する直前に訪朝証を送り届けたという。
統一部当局者は、「承認されないのは反国家団体名義での訪韓と、交流協力法や国家保安法上の捜査中の場合」と説明した上で、民主労働党はこれに該当せず、責任を持って行動するものと判断されたと説明した。

民主労働党の文成賢(ムン・ソンヒョン)代表をはじめとする指導部は、30日午後中国・北京に向かい、31日に平壌入り、来月4日まで5日間滞在する。
北朝鮮当局者らに核実験に対する韓国の懸念と核放棄を求める計画だ。
滞在中に金正日キム・ジョンイル)総書記か金永南キム・ヨンナム最高人民会議常任委員長と面会できるよう申請している状態で、党職者が「可能性はある」と発言していることから、注目されている。

ソース 聯合ニュース
http://japanese.yna.co.kr/service/article_view.asp?News_id=432006103001700

と、ありますよう、なんと韓国政府は統一部の名の下に民主労働党の訪朝を許可したのです。
これでは、あの逮捕はなんだったのか、という疑念と批判が止まるはずもありません。
やはり、あの逮捕は本気などではなくスケープゴート程度のものだったのです。そのうち、恩赦なりなんなりで出所できるであろうことは目に見えています。
まさか韓国政府も、スパイが一部の幹部だけだとは考えていないでしょう。誰が考えたって、民主労働党そのものがスパイ組織であるという結論に辿り着くはずです。そのような団体の訪朝を許すというのは裏で何らかの謀略が進行中であるとしか考えられないでしょう。まるで、今回の逮捕に関して報告にゆけるようなタイミングです。さらには、ここ数日、後述する、北から韓国に寄せられる命令ともつかない要請の数々からしても、北が韓国を取り込む謀略は最終段階に入ってきたとすらみえます。

韓国には一つの大きな大きな分岐点があらわれました。大韓民国として国際社会とともに歩むか、はたまた、彼らの大好きな「民族」をとり北とともに歩むか。
常識ある国なら前者を選ぶでしょうが、相手は朝鮮民族、韓国、そして北朝鮮です。理性を越えた、「民族」という呪文に耐えられるかと聞かれれば、不安である、と答えざるをえない国々であり民族なのです。

日韓の連携を、などと未だに真顔で宣う識者風情などもいますが、むしろ今日本に必要なのは、東アジアで唯一の近代国家、先進国、文明国として如何に戦うか、孤軍奮闘の道を探り、そのためのシナリオを考え手を打つことです。何百年、何前年の昔から侮日・反日である支那朝鮮と手を組むなどありえないという健全で全うな状況判断こそが必要とされているでしょう。
韓国が西側、先進国側から抜けるというのは大いにありうるシナリオだと日本人は肝に銘じるべきでしょう。

番外編〜発北朝鮮、宛韓国。南北統一に向けた無理難題

1:彼岸花φ ★ :2006/10/30(月) 10:07:51 ID:???

◆「韓国は米国の干渉排除すべき」民族和解協議会

【ソウル28日聯合】北朝鮮の民族和解協議会は28日、米国追従は戦争であり死であるとの考えを示し、「韓国の各階層人民は米国の横暴と干渉に断固として反対し、米国の制裁策動に追従する一切の行為を決して受け入れてはならない」と主張した。朝鮮中央通信が、協議会報道官の談話を報じたもの。
米国は韓国に対し、北朝鮮制裁の具体的な項目や内容までを1つ1つ示し、ああしろこうしろと命令していると批判した。

 協議会は、米国が北朝鮮の自衛的核抑制力を持って、韓国に反北朝鮮制裁を強制し南北対決を煽っていることこそ、北朝鮮侵略戦争という意図を明らかにした凶悪行為だと主張、民族の尊厳と自主権に対する耐え難い蹂躙(じゅうりん)であり冒涜(ぼうとく)だと非難した。
同族同士で争わせ「漁夫の利」を得ようとする米国の凶悪な企みを阻止できなければ、南北共同宣言の貴重な成果を守ることができないだけでなく、民族全体が核戦争の災難を免れることはできなくなると強調した。

 米高官関係者が開城工業団地事業や金剛山観光の中断、大量破壊兵器拡散安全保障イニシアチブ(PSI)への参加といった圧迫を加えていることにも言及し、「米国の制裁脅迫策動は、南北関係に水を差し同族同士で対決させ、朝鮮半島情勢を戦争局面に導こうという高慢で無礼な横暴」と主張した。
また、同族の間に敵対感を持たせ互いに争わせるのは米国の常套(じょうとう)侵略手段であり、朝鮮戦争を挑発した際にもそうした手段を使ったと指摘した。

 また協議会は、韓国の進歩勢力をはじめ各階層が米国の不当で侵略的な干渉と横行を断固糾弾していることは、至極当然のことだと主張した。

ソース:聯合ニュース −Yahoo!ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061030-00000022-yonh-kr

米韓同盟から離れ北につけという誘いですね。前述のよう、普通の国ならこのような誘い嘲笑とともに蹴るのですが、そこは朝鮮です。「民族」「同胞」の呪文の下、非現実的な「甘い水」に釣られるのが南朝鮮なのです。事実、韓国の反米具合は大変なものであり、ついこの間も、米韓同盟に関する文書のなかの「核のかさ」という文言を巡り米と大揉めに揉めましたから。知らない人もいるでしょうから要約しますと、なんと韓国は米の「核の傘*1から離れようとする意志を示したのです。戦争の一歩手前の状態である極東で米の核の傘からぬけるという事は、新たに自前の核の傘を装備するか、他の核保有国の傘に収まるかを意味します。つまり、韓国は米側ではなく中朝側に入りたい、と云ったも同然のことをしたのです。

この、突拍子もない「提案」であり「嚇し」も韓国ならば受け入れかねないのです。

北側の主張の内容については普段どおりの幼稚な言い訳にもならないことばの羅列なので割愛させていただきます。これが正しいと考えられるのは主体思想信奉者だけでしょう。そのような方は、ぜひ御一報ください

1:彼岸花φ ★ :2006/10/30(月) 06:40:04 ID:???

◆統一旗に「独島」加えよ 北朝鮮要求 韓国に波紋

 【ソウル29日原田正隆】韓国と北朝鮮が2008年北京五輪の南北統一チーム参加について話し合う中で、北朝鮮が団旗の朝鮮半島地図に、日韓両国が領有権を争う竹島(韓国名・独島(トクド))を加えるよう主張していることが分かった。これを韓国側の大韓体育会が拒んでいることも判明。韓国国会から「韓国領・独島の存在を否定するような体育会の態度は問題だ」との声が上がり、波紋を広げそうだという。

 韓国の通信社・聯合ニュースによると、北朝鮮側は昨年12月の南北体育会談で「世界にわが国の正しい姿を知らせる必要がある」として、朝鮮半島済州島が表記された従来の団旗に竹島を加えるよう提案。これに対し、大韓体育会は「前例が確立されており、従来の団旗を維持することが望ましい」と主張した。

 今年6月の再会談で体育会側は、北朝鮮の提案に理解を示しつつも、「独島表記は外交的対立をもたらしかねない」と否定的な姿勢を貫いた。この経緯を最近知った国会の文化観光委員会は「予算の92%が国庫と基金で賄われている大韓体育会は公益団体。韓国体育外交の代表として国益確保の先頭に立つべきだ」と怒っているという。

ソース:西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/world/20061030/20061030_001.shtml

2008年まで自国(北朝鮮)が存在していると考えているのが、切なくて仕方ありません。あと、2年ですね。としか云い様がありませんが。

これも、北による韓国と日本の分断工作、ひいては韓国の孤立化による北側への引き込みを狙ったものでしょうが、これにも韓国はのりそうですね。なんせ、竹島問題で引くことは、前方の敵である日本より後方の味方である国内のほうが恐ろしいですから。政府の熱心な反日教育により引くに引けない状況ですからね。さらに、日本政府としてもオリンピックの場で、竹島は韓国領とする地図が国旗として扱われるならば、自国の正当性の保持のためにも座視することは許されません。オリンピックに政治を持ち込むなど、さすがは朝鮮人と感心してしまいますが、なかなかいい手かも知れませんね。
また、サヨクな方々が騒ぎそうですが、日韓友好糞食らえ。不可能なものは不可能なんだ、国益のほうが優先されるんだ、という当然の意志のもと、動いていただきたいですね。
そろそろ、「友好」などという幻想から目を覚ましませんか?


よければこちらにも足を運んでください
鬱々日記〜特定アジア3面記事編


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*1:非核保有国で米国との同盟国は、米国が責任を以て核抑止力を発揮するというもの