取り戻すまで〜北朝鮮よ、この叫びが聞こえぬか?

産経Webは、北朝鮮による拉致被害者の写真ギャラリーをサイト上で展開します。

拉致問題をめぐっては、2002年9月の日朝首脳会談で、金正日総書記が拉致を認め謝罪しました。その後、蓮池薫さん、祐木子さん夫妻、地村保志さん、富貴恵さん夫妻、曽我ひとみさんやその家族が帰国・来日しましたが、北朝鮮は残りの被害者について、「死亡」「関知せず」の対応のままです。

北朝鮮側は「死亡」とした被害者について日本側に経緯の説明などをしてきましたが、「死亡報告書」などの資料は、いずれも根拠のないもので、「死亡」が確認されるものは何一つありません。

それどころか、横田めぐみさんの「偽遺骨」問題や、めぐみさんの夫だった韓国人被害者の金英男さんを日韓のメディアの前に出し、拉致問題の収拾を図ろうとしています。

ロシア・サンクトペテルブルクで行われた第32回主要国(G8)首脳会議では、北朝鮮の核・ミサイルとともに「拉致問題の早急な解決」が議長総括に盛り込まれました。

1日も早い解決に向け、世界中の人々に北朝鮮による拉致の非道さを訴えるため、写真ギャラリーをスタートさせる次第です。

最初は横田めぐみさんのご家族提供の写真産経新聞所蔵の写真の中から一部を抜粋してスタートします。順次、ほかの被害者家族のご協力を得ながら、写真を増やしていくつもりです。
■横田めぐみさんのご家族提供の写真
■産経新聞所蔵写真

*1
安倍新総裁が公約の一つにした、拉致問題についてです。
産経新聞にこのような企画が立ち上がったようです。
ぜひみなさん、目を通してください

人道?貴様ら北朝鮮が使っていい言葉ではない

そんな拉致問題ですが、拉致被害者の悲痛な叫び、我々の一日も早い拉致問題解決・全被害者帰国への願いは北朝鮮には届かないようです。

【ソウル17日聯合】北朝鮮平壌放送は17日、日朝平壌宣言の4周年を迎え、宣言の履行を中断させた張本人は日本だと批判した。「われわれ共和国(北朝鮮)政府は平壌宣言の履行に向け、誠実かつ真剣な姿勢であらゆる努力を続けてきた。しかし日本の極右翼勢力が過去の清算を無視し、敵対視一辺倒の立場を固持して宣言履行を妨害した」と主張した。
 平壌放送はまた、日本が本質上すべて解決した拉致問題を取り上げ北朝鮮に対する敵対政策に乗り出したとしたほか、北朝鮮拉致問題に対し最大限人道主義的な誠意を発揮したにもかかわらず、日本が北朝鮮人権法案成立や経済制裁に動き、人道主義支援の中止を要求する声明を発表したと指摘した。

 平壌宣言は新世紀における両国人民の志向や利益、時代の流れに沿ったもので、両国は宣言に提示されている精神や基本原則に基づき国交正常化をいち早く実現するためあらゆる努力を注ぐことに合意したと強調している。

相変わらず反吐の出る発表ですが。
こんな国と未だに制裁もそこそこに交渉しろと言っているのが、マスゴミです。

*1:リンクは産経Webにのっとっております