To warld and japan/From takamatu


この中の記事でもっとも不快感を受けるのが、朝鮮日報。(そして最も大きく取り扱ってもいる)この新聞は戦前、つまり日本統治時代は政府御用達の新聞であったため一部で売国新聞などと批難されているため反日色が強いことで有名である。だからであろうか、この記事は非常に感情に訴えるものであるように思える。島根の形容一つとっても、「日本で最も貧しい」だ。普通、日本の常識から言わせてもらうと、半分は公共の物である報道機関がこのような形容はしない。ましてや他国である。最低限の礼節すらないのか?島根がどれだけお金をかけてあの冊子を作ったかを印象付けたいのかもしれない。だが、それにしたってそのような形容は考えられないのではないだろうか?また、掲載されている写真も街宣右翼のものであり、島根県とはなんら関係ない。ハングルが読めないためここにどのようなことが書いてあるかはわからないが、それにしたって日本の読者に誤解を招く写真である。ちなみに記事の内容では街宣右翼については一言も触れられていない。はっきりいってズルイやりかたではないだろうか?確かに間違った情報は流してはいないが、誤解を十分に招き名ねない方法だ。こんなことを報道機関がしていいのであろうか

内容面というか、彼らの主張についても日韓の温度差があるように感じられる。朝鮮日報ではあくまで、今だ政治問題ではないと受け取れるスタンスのようだ。だが、日本の外務省は50年も前から国際司法裁判所に訴えているし、韓国の外交部も、「この働きかけには応じない」と応じている。十分に政治問題だ。確かに、竹島の日そのものについてもともとは地元漁民などの訴えによる漁業権の問題であった。だが、韓国政府の応じ方によって一部日本人に「反韓嫌韓」の火がつき、また、韓国人の去年の過剰な反応により竹島問題は全国規模となり北方領土に並ぶ国教係争地帯となった。韓国人はこれを重く受け止めきちんと外交による解決を目指すべきではないか。もちろん外交での解決というのは、国際司法裁判所による国際法に則った争いによる解決だ。逃げ回って、「もう占領しているんだからいまさら返せと言われても韓国領だ。過去から韓国領だ」などと言っているのでは解決しないのは火を見るより明らかである

もうひとつ、感じられるのは、この「竹島の日」制定によりできてしまった民間レベル・地方自治体レベルによる日韓交流の断絶をそべて日本側に押し付けているという点だ。確かにそもそもの直接的な原因となる火種「竹島の日」を作ったのは日本側だが、断絶をしてきたのは韓国側だ。この事実を忘れては成らない。また、韓国では度々「独島切手」なるものが発売されていたらしいが、そのとき日本側は抗議をしたものの交流断絶などはしていない。そっちから勝手に断絶しておいて、全てを日本のせいにするのはいかがなものかと思う

最後に、竹島の韓国側の地方自治体は、竹島に韓国国軍駐留をもくろんでいるらしい。現段階では、警察に近い組織であったが(装備は軍隊に引けを取らない)軍が駐留となるとさすがの日本政府もすることをしなければならないだろう。また、なぜ今まで韓国は軍ではなく警察に近い組織を守備に当ててきたか。その理由を考えるいい機会であろう
なぜか?簡単に言えば、国教係争地帯に国軍が駐留するとそれは即ち、侵略とみなされても文句は言えないからである。DMZ(38度線)に韓国軍が駐留したらどうなるか。と言えばわかりたすいかもしれない。これの日韓版である。だから、韓国政府も軍ではなく警察を置いてきたのだ。もし、軍が駐留となれば竹島問題は新たな局面を迎えるかもしれない。極論を言うと、自衛隊派遣も憲法上・国際法上可能と言うことになる。もちろんそのようなことにはならないと信じたいが





この問題の日本側の主張を理解するために「嫌韓流」は大変効果があると言うことを併記しておく










以上、断片的に脈略無く竹島問題について述べてきた。昔言ったよりはまだ中立的な立場から述べてきたつもりではある
が、竹島は純然たる日本国領だ。日本国民のみなさんはそのことを忘れないでいただきたい。そして、この竹島に日を一つのきっかけとして、各種領土問題に興味を持って欲しい。国民一人ひとりがきちんとした認識を持てば、政治は、外交は、日本を取り巻く世界の環境は、変わる