日の【スクランブル】で御召列車が半世紀ぶりに新調されたとやっていた。皇室の物持ちは長い。リムジンも何十年も乗り、やっとかえるといった具合であると以前、報じられていた記憶がある。
その御召列車であるが、なんと今度のものは御料車両の前後が一般車両であるらしい。これには驚いた。と、同時に、国民に近すぎるのでは、との懸念も浮かんだ。皇室と国民の距離が縮まることはいいことであるし、両陛下も国民との関係を大事に思っておられるのであろう。しかしである。その関係にもきちんと、けじめの様なものがあるべきではないだろうか。越えられない壁、というとまた微妙な表現ではあるが、相手は皇室、不敬があってはならない存在である。まして御料車両を一般車両で挟み込むなど、その図を見た瞬間、不敬極まりない、と感じたものである。
また、安全面に関しても、いくら過激派がなりを潜めたと云っても、北朝鮮支那などの工作員は跋扈し、過激派も完全に消滅したわけではない。それなりの対策をとられるのであろうが、危険ではないか。
両陛下のお心遣いは在り難い事この上ないが、しかし、管理人は今回の御召列車に関しては疑問と苦言を呈せざるを得ない。【スクランブル】の出演者らは、ツアーを組もうなどとまで云っていたが、恐れ多くも、管理人はこの「一般車両」には乗れたものではない。


では今日もいきましょうか。