バトルロワイヤル(以下BR)は戦後教育の申し子

新カテゴリです。「教育」なのに、BRから始めたらあかんかなぁ(汗。
普段どおりの駄文なんで気にせんでください・・・
初めに言いますと、俺は

        • 映画、見てません。(家のHDDにはある)
        • 小説、少し立ち読みしただけです。
        • 漫画、絵がグロくて嫌になります。

つまり、殆ど知らないってわけです。
でも、落ちが気になってしょうがない、人間の性(俺だけじゃないよね?)のおかげで、ブックオフのおかげで、落ちは知ってます。
作品の背景と言いましょうか。設定も知ってます。
今日話すのは設定の方です。

中学の頃、BRの小説読んでた(図書室に普通にあった。今もあるかな?)友人(メッチャ頭良い。いっつも学年一番)はこう言ってました。
『日本(大日本帝国)が太平洋戦争(大東亜戦争)に勝った世界が舞台』
だと。

    • 首輪の名前は『ガダルカナル2号』(うろ覚え)
    • 舞台の国家は『大東亜共和国』
    • 『大東亜共和国』はアメリカなどと国交断絶状態にあり、支那をも「わが国固有の領土」と言っている。
    • 『大東亜共和国』の国家元首は「(大?)総統」

ま、こんな感じだと、そうも思ってしまいます。
特に、知識の少なかった中学1年の頃は。
でも、今思えば、おかしい
この、舞台設定はまさに、大東亜戦争は日本の一方的な侵略戦争であるといった自虐史観に基づかれているとしか俺には考えられない。だから、俺やあの友人はこの舞台設定から容易に、「戦争に勝った日本」を想像できたのだ。
舞台そのものは日本だし。
俺は、作者の意図を書いた雑誌の特集やらは全く見ていないので、この作品から思うことしかここにはかけないが、本項タイトルでもある
『バトルロワイヤル(以下BR)は戦後教育の申し子』
は自信を持って断言できる。
間違った史実を教えられたものにのみ考え出せる舞台なのだから。
史実どおりいき、尚且つ、帝国日本が彼の戦争に勝った場合、まず、戦後、日本(大東亜共和国)とアメリカが断交しているなどまずありえない。
どの局面で講和を結ぶにかにもよるが戦前より大型貿易相手国である、アメリカと日本が断交して得なことなど何もない。
そもそも、極端に言えば、あの戦争は日本がアメリカと貿易がしたくて起こした戦争なのだ。
現にぎりぎりまで行われた交渉の主眼は貿易の再開(対日資源輸出再開)であった。
ハル・ノートに「石油禁輸解除」がなかったため戦争に踏み切ったとすら言われている。
まさに、この本は
「太平洋戦争は日本が世界征服を企て行った侵略戦争
と言う、東京裁判・戦後自虐史観の間違った史観により書かれているのだ。
そして、あの無駄な戦い。
普通の国家ならまずしないであろう、あの「遊び」。
その舞台に日本を選ぶのだ。
よほど日本が嫌いなのか。帝国日本が嫌いなのであろう。
戦後教育に毒されたものにしか書けない、ある意味、恐るべき小説である。
戦争の本質を捉えられず、とにかく「戦争」そのものが悪であると学んだものにしか書けないあの本を、まるで戦争賛美・教育の終焉のように騒いだ人々は本当にそう思っていただろうか。
自分たちの施した自虐史観が根付いているとほくそ笑んでいたのではないか?






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