日の【スクランブル】で御召列車が半世紀ぶりに新調されたとやっていた。皇室の物持ちは長い。リムジンも何十年も乗り、やっとかえるといった具合であると以前、報じられていた記憶がある。
その御召列車であるが、なんと今度のものは御料車両の前後が一般車両であるらしい。これには驚いた。と、同時に、国民に近すぎるのでは、との懸念も浮かんだ。皇室と国民の距離が縮まることはいいことであるし、両陛下も国民との関係を大事に思っておられるのであろう。しかしである。その関係にもきちんと、けじめの様なものがあるべきではないだろうか。越えられない壁、というとまた微妙な表現ではあるが、相手は皇室、不敬があってはならない存在である。まして御料車両を一般車両で挟み込むなど、その図を見た瞬間、不敬極まりない、と感じたものである。
また、安全面に関しても、いくら過激派がなりを潜めたと云っても、北朝鮮支那などの工作員は跋扈し、過激派も完全に消滅したわけではない。それなりの対策をとられるのであろうが、危険ではないか。
両陛下のお心遣いは在り難い事この上ないが、しかし、管理人は今回の御召列車に関しては疑問と苦言を呈せざるを得ない。【スクランブル】の出演者らは、ツアーを組もうなどとまで云っていたが、恐れ多くも、管理人はこの「一般車両」には乗れたものではない。


では今日もいきましょうか。

参院選に北朝鮮からの論評〜将軍様に云って聞かせたい言葉ばかりだ

 参議院選挙を控え、安倍の支持率が引き続き下落し、就任以来最低になった。安倍内閣の支持率は、6月初めの30%ラインから最近は28%に下がった。

 執権後、「美しい国づくり」だの「主張する外交」などと言って、何か大きな事でもやり遂げるかのように宣伝してきた安倍政権が、対内外政策の誤りと失敗により苦境に陥っている。

 参議院選挙を控えた日本の複雑な政治情勢は、執権後に安倍内閣が強行してきた反動的な対内外政策がもたらした当然の帰結である。

 安倍内閣が出現してから10カ月にもならない期間に、日本で戦後初めてとなる衝撃的な現職閣僚自殺事件、年金記録紛失問題、高官らのスキャンダルや失言などが次々と出た。

 最近、久間防衛相(当時)が波紋を起こす発言をした。言わば、米国が原爆を使ったからよかったものの、ややもすれば日本がソ連に占領される恐れがあったので米国を恨んではならないということである。

 日本は世界で唯一の被爆国である。

 毎年日本では、被爆者をはじめとする人民が米国の原爆投下日になれば、人類に初めて核惨禍を被らせた米国に対する怒りを爆発させている。

 ところが、防衛相なる者が自国の領土に核惨禍を被らせた核犯人をかばったのだから、日本国民にとってこれほど激怒すべきことがほかにあるだろうか。

 安倍政権の対米追従政策も審判台に上がるべきである。

 安倍勢力は、対米外交を対外政策の礎として「対テロ戦」をはじめ米国の侵略的対外政策を積極的に支持、擁護し、対朝鮮敵視策動に積極的に加担、協力している。米国とのミサイル防衛(MD)システム共同開発に拍車をかけている安倍一味は最近、米国に飛んでいくミサイルを迎撃すべきであると騒ぎ立てている。

 安倍一味は、問題が起きたあとにそれを収拾しようと躍起になっているが、それは内外の非難と失笑を買うだけだ。

 今回の参議院選挙で自民党が敗れた場合、安倍の政治的運命が維持されるという保証はない。

 歴史は、俗物が人民の裁きを受けてドブの中に放り込まれるのは避けられないということを示している。

 安倍一味の運命も決して例外ではない。(労働新聞11日付論評)

[朝鮮新報 2007.7.21]

http://www1.korea-np.co.jp/sinboj/j-2007/05/0705j0721-00001.htm

またもや北朝鮮からである。おそらくはこの記事を元ネタにしたのが以下のニッカンスポーツの記事であろう
http://www.nikkansports.com/general/f-gn-tp0-20070723-231203.html
書いている内容は、驚くことに言葉尻の汚さを別にすれば日本の野党と云っていることがさして変わらないのである。管理人は自民支持と云うわけではないが、少なくとも民主やらなんやらの野党よりはマシ、という認識を持っている。ネットなどでは、一部で自民の特に閣僚級の一部議員の不祥事が明るみに出ていることに関して、今回は民主に入れる、と云っている方もいるが、それは考えが浅いとしか云いようがない。そもそも、マトモに考えるのであれば民主などという選択肢などあろうはずがないと思うのだが、そうではないのであろうか。党首が変われば云うことが変わり、その党首自体も簡単に変節する。そういった党の体質があるのは結党方法に問題があったからなのだが、未だにそれは改善されていない。そんな党に政権どころか二大政党の一翼を担わせるのも危険である。
と、管理人の民主党観などはどうでもいいのであるが、この記事だ。

組閣から一年も経っていないのに、対内外政策の誤りが噴出したためというのはまた面白い見方であると思うが、安部政権がこれまでに行ってきたことは主として小泉政権下で議論してきた各種法案の成立である。それらは概して評価できるものであると管理人は考えるのであるが日本が何か失敗することを願って止まない北朝鮮にとっては不都合であったかもしれない。
ましてや対外政策は、北朝鮮の核実験に関しての国連への働きかけは近年で最も評価すべき外交手腕であったと考えられるのだが、やはり相手国である北朝鮮からすれば喜べたものではないらしい。
さて、現在安部政権の支持率下落の主要因は年金問題である。参院選を見越して反政府・反自民系の報道機関らがこぞって誇大報道を行った結果がこれである。小泉政権下、報道機関が利用されきったことの仕返しとばかりに利用しまくっている。そもそもは積もり積もった社保庁の不手際・不祥事が問題なのであるがなぜか安部政権の問題の様に語られて久しい。早期解決を目指すといえば、「あまりにも拙速だ」「選挙目当てだ」と叩かれる。それならば野党が年金問題を選挙の争点にするのもまた「選挙目当て」でしかないと思うのだが、もちろんそんなことはお構い無しである。筋を通す気など一片も無いのが我が国の報道機関であり野党である。
だが、一部閣僚の不祥事に関しては弁護の余地はない。政治資金に関して、涼秋世の限度を5万円と設けたのもいただけない。こういった点での批判は励みとし更なる改革へとつなげて欲しい。

原爆投下に関する久間氏の発言に対してコメントが来たのは興味深い。現在、核兵器が唯一の存在証明である北朝鮮からこのようなコメントが来るとは失笑ものである。微妙に反米を煽っているが、日本人の大半は支那大陸に住むものと違って、そのような怒りは爆発させない。ただただ、死者を悼むだけである。そのような国を相手に核兵器を恫喝外交の手段としているのがほかならぬ北朝鮮(と支那)なのであるが、そのことも全くのお構いなし。尤も、北朝鮮は万事が万事このような、「自国のことはお構いなし」の態度を貫いているのだが。もしかしたら将軍様の生き方なのかもしれない。学ぶところなど皆無であるが。
そういった生き方が炸裂しきったのが最後の部分であろう。何度でも引用して、何度でも笑いたい。そんな名文がこの論調を結んでいる。もう一度引用しよう。

 歴史は、俗物が人民の裁きを受けてドブの中に放り込まれるのは避けられないということを示している。

 金一味の運命も決して例外ではない。

実は一部を変えてみたのだが、全く違和感が無い。これこそが正しい文章であろう。哀れなる独裁者の末路を暗示した名文である。きっと数年後、この論調は将軍様の将来を先取りした時代の最先端をいくものである、と高い評価を得るに違いない。
歴史など見なくても、数十年前の東欧やここ十数年の中東・中米を見て戦々恐々とし核開発に血道をあげ、自己の生きる道を求めたのは誰であろう金正日その人である。




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鬱々日記〜特定アジア3面記事編



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